donwloadimg

アプリをダウンロード

ログイン後利用可能
トップに戻る

トリガー(指値)とは?

トリガー(指値)注文とは、お客さまが指定した株価(注文条件)に達したら買付・売付の注文を発注する注文方法です。トリガー(指値)注文は、特定の執行価格を保証するものではなく希望価格から大きく離れた価格で指値価格からみて最良価格で成立する場合があります。逆指値注文(指値)と似ていますが、例えばトリガー(指値)注文が現在の市場価格より高い価格で売付注文を発注する(利益確定のための売却注文)に対し、逆指値注文(指値)は現在の市場価格より低い価格で売付注文を発注する(ロスカットのための売却注文)という違いがあります。
トリガー(指値)注文は、「安く買い、高く売る」ルールに従って発注されます。買いのトリガー価格は時価より低く、売りのトリガー価格は時価より高く設定する必要があります。

  • 売りのトリガー(指値)注文は、常に現在の市場価格よりも高い価格で発注され、一般的に買いの利益を確定するために使用します。
  • 買いトリガー(指値)注文は、常に現在の市場価格よりも低い価格で発注され、一般的に価格が反発した場合に売りの利益を確定するために使用します。

 

1. 具体例

1.1 買い方向

単価$30の売り建玉を保有しているとします。時価$40の時に「トリガー価格$15、単価$16」の買いトリガー(指値)注文を出したとします。時価が$15以下に達すると、この注文は自動的に指値注文として取引所に発注され、$16以下の価格で約定される可能性があります。

1.2 売り方向

時価$10の時に「トリガー価格$15、単価$14」の売りトリガー(指値)注文を出したとします。時価が$15以上に達すると、この注文は自動的に指値注文として取引所に発注され、$14以上の価格で約定される可能性があります。

 

2. 取引時間帯

いつでも発注可能

 

3. 有効期限

注文の有効期間を設定でき、有効期間内に約定していない注文は、システムよりキャンセルされます。
注文執行中にリスク管理または他の原因で注文が失敗した場合、注文ステータスは「発注失敗」となり、注文はシステムによりキャンセルされます。

 

4. トリガー時間

設定した取引時間内のみ有効です。
設定した取引有効期間内にトリガー条件に達した場合、トリガー発動され、注文が発注されます。
設定した取引有効期間外にトリガー条件に達した場合、トリガーは発動されません。有効期間内に入ると、再度トリガー条件の判断が行われます。

 

5. 説明と注意事項

5.1 トリガー価格に到達しても、必ずしも注文が成立する保証はありません。買付余力不足、建玉不足等の場合、トリガー価格に達しても注文は無効となります。
5.2 注文がトリガーされても、その注文が約定する保証はありません。トリガー注文は、トリガー価格に達したことをシステムが検知した後に指値注文を発注します。トリガー価格に到達し取引所執行後は、通常の注文と同様に、有効期限を過ぎた時点で自動的にキャンセルされます。
5.3 トリガー発動後は、約定しなくてもトリガー条件は再び有効になりませんので、必要に応じて新たに注文を発注してください。
5.4 トリガー発動されると、システムより指値注文の発注が行われます。 ただし、お客様による注文管理を容易にするため、トリガー発動された注文の送信状況とデータは、元の注文の履歴に表示されます。
5.5 注文がトリガーされると、最大買付可能額に基づいて注文を発注するかどうかが計算されます。場合によっては信用余力を利用することもあります。
5.6 注文は、複数の方向で同時に執行することはできません。 注文数量がトリガー設定時の建玉より多い場合、注文は執行されません。 つまり、注文は同時に買いと買戻しをすることはできず、同時に売りと空売りをすることもできません。
5.7 トリガー(指値)注文は、設定した取引時間にのみトリガー発動されます。
5.8 条件付き注文は当社の独自開発した機能のため、各取引所が提供する注文とは関係がありません。 具体的な注文方法については、該当する注文説明についての当社ページをご参照ください。
5.9 システムは、市場価格の監視基準として特定の市場データソースを使用します。例えば、米国の株式市場は、価格監視のためのUTP市場に基づいて、Basicのパフォーマンスは、UTP市場と異なる場合があります、特定のトリガー発動状況をご参照ください。