インデックス投資とは?そのメリット・デメリットと代表的なインデックスファンドをご紹介
インデックス投資とは
インデックス投資とは、特定の指数(インデックス)に連動した運用を目指す投資手法です。たとえば、日本では日経平均に連動する商品に投資することで、日経平均と連動した運用を目指します。インデックス投資は主にインデックスファンドやETFなどで行うことができます。ちなみにインデックスファンドと対になっているのが株価指数を上回る成績を目指すアクティブファンドです。
アクティブファンド | インデックスファンド | |
運用方法 | 株価指数を上回る成績を目指す | 株価指数に連動 |
コスト | 高い | 低い |
その他の特徴リスク | 市場平均を上回るリターンの獲得は難しい | 市場平均を上回るリターンを得ることを目指す |
表:インデックスファンドとアクティブファンドの比較
インデックス投資の4つのメリット
過去30年間の平均利回りはプラスだった?!
世界的な名著である「ウォール街のランダム・ウォーカー」に書かれていますが、15年以上インデックスファンドに積立投資をした人は全員プラスリターンであったことが研究でわかっています。「インデックス投資とは」の章では、過去30年間の平均利回りはプラスであることが記載されています。コツコツ続けると、インデックス投資で資産形成できる可能性が高いです。
【参考】日経ビジネスの「ランダム・ウォーカー」なぜインデックス投資は最強なのか
初心者でも挑戦が可能
手数料が安い
インデックス投資の保有時の手数料は、年間0.1%を切っているものが多く、比較的安いと言えます。インデックス投資の手数料は、主に以下のタイミングで発生します。
買う時
保有時
売る時
買う時、売る時の手数料は証券会社にもよりますが、無料である場合が多くそこまで気にする必要がありません。しかし、保有時にかかる手数料には注意が必要です。先ほどもお伝えしたインデックスファンドと対の立ち位置にいるアクティブファンドは、手数料が年間で1%を超えているものも多いです。少しの差のように感じますが、最低15年以上の長期投資を前提とした投資では、この差は無視できません。
新NISA制度が利用できる

インデックス投資の3つのデメリット
リターンを得るまでに比較的時間がかかる
年数 | 元金 | 資産(複利) |
【参考】金利計算ツール
短期間では大きなリターンは得られない可能性がある
インデックス投資は投資元本に対して短期間で2倍、3倍の利益を目指す投資方法ではありません。先ほども「インデック投資とは」の章で見たとおり、株価指数の成長率は2.1%〜12.5%です。それを長期間積み重ねることで、複利の力が働き資産形成を目指します。ただ投資のリターンは、リスクに比例することを知っておくことを頭にいれておきましょう。インデックス投資は個別株での運用などと比較すると比較的に変動が小さく、時間をかけ資産を築くことを目指す投資方法です。
保有にコストがかかる
先ほども述べましたが、投資信託には保有時に手数料が発生します。個別株には保有時の手数料が発生しないのでデメリットと言えます。しかしインデックスファンドは、投資信託の中でも保有時の手数料が安いです。また、信託報酬が年間0.1%未満のインデックスファンドも存在します。
株価指数 | 概要 | 過去30年平均成長率 |
日経平均 | 旧東証1部から選ばれた225銘柄 | 2.1% |
TOPIX | 旧東証一部の全銘柄 | 1.8% |
NYダウ | ニューヨーク市場やナスダック市場から選ばれた30銘柄 | 9.7% |
S&P500 | ニューヨーク市場やナスダック市場から選ばれた500銘柄 | 9.8% |
ナスダック総合指数 | ナスダック市場の全銘柄 | 12.5% |
表:代表的なインデックス
インデックス投資で代表的な銘柄2選
オール・カントリー・ワールド・インデックス
【参考】投資信託の投信資料館の「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスとは?」
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、S&P500指数(配当込み、円換算ベース)に連動した成果を目指し、主にアメリカの株式へ投資を行います。指数との連動性を高めるため、必要に応じて先物取引などを活用し、実質的な投資比率が100%を超えることもあります。
【参考】yahoo!ファイナンスの「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」
インデックス投資をする際に知っておきたい3つの考え方
長期投資
ですので、長期で運用すればリターンが得られる可能性が高まる傾向があります。
【参考】ウォール街のランダム・ウォーカー p.437
積立投資

※投資信託協会のドルコスト平均法の説明を基にmoomoo証券で作成
積立投資のメリットは、投資タイミングを分散できることです。株価は需給で変動するため、買うタイミングが難しいです。ですが、積立投資をするとその問題は解消されます。具体的な積み立て方としては、ドルコスト平均法がおすすめです。ドルコスト平均法とは一定の間隔で同金額ずつ購入していく方法です。ドルコスト平均法で購入することによって株価が高いときは少ない口数で、株価が安いときは多い口数買えるので価格変動によるリスクを低減することができます。
分散投資
投資をする際は、投資先を分散させるとよいでしょう。株式投資には必ず上がる株というものは存在しないため、投資先の分散が重要です。「卵を1つの籠に盛るな」という格言もありますので、分散投資を意識してみてください。
これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。こちらの投資情報は説明目的の用途でのみ提供されており、すべての投資家にとって適切であるとは限りません。 詳細情報
