「中国株ETF」とは?代表的な銘柄TOP3も合わせて紹介!
中国株ETFとは?
ETF(上場投資信託)の基本
ETFとは「Exchange Traded Funds」を略したもので、日本では「上場投資信託」と呼ばれています。「株式」「債権」「REIT」「通貨」「商品」の指数によって連動しています。似たものに「投資信託」がありますが、算出される基準価額によって、1日1回の約定タイミングで取引します。それに対してETFは金融商品取引所の取引時間内に相場の動きを見ながら取引を行うことができるという特徴があります。そういった意味では金融商品取引所に上場している投資信託というようなイメージとなっています。
中国株ETFの特徴
中国株ETFは中国経済の成長性を受けて利益が出ることもありますが、中国独特のカントリーリスクがあるという特徴があります。中国は中央集権国家であり、中国企業の中には中国政府が大株主になっているということも多くあります。そのような理由で国家による政治決定、経済方針、規制の制定などによって経済が影響を受けやすい国家でもあります。中国はボラティリティの幅が広く、値動きが荒いという特徴もあります。そう考えると日本や欧米諸国の投資よりも損益の幅が出やすいとも言えるでしょう。
中国株ETFのメリット
中国経済の成長性に投資できる
中国は世界第二位の経済大国であり、しかも現在も経済成長を続けている国です。経済規模が大きい国の成長性に対して投資をすることができるというのは大きなメリットだと言えます。
分散投資が可能である
中国の個別企業に投資をするのにはリスクも大きくなる可能性があるのですが、中国株ETFでは複数の個別銘柄に対して一括で投資することが可能です。リスク分散をしながら一括投資ができるというのも大きなメリットです。
長期的な成長が見込める
中国ではここ30年ほどで香港市場では約10倍、上海市場では約30倍という成長を遂げています。そのため、長期投資を考えている人とは相性が良いと言えるでしょう。
中国株ETFで特に気を付けたいリスク
為替リスク
海外の株に投資する際には、為替リスクが発生します。組み入れ銘柄によって、企業がアメリカに上場している場合は米ドル/円の為替リスクの影響を受け、中国本土や香港に上場している場合は人民元や香港ドルと円の為替レートの影響を受けます。これは海外資産に投資する際には常に注意しなければならない点だと言えます。
政治的リスク
中国では政府の意向、経済方針、規制などが急激に決定されることがあります。中央集権国家である中国ではこうしたことが経済に大きな影響を与えることとなります。また、中国は欧米諸国ほど経済の透明性が高いとは言えない部分もあります。
中国株ETFの選び方
指数に連動するETFを選ぶ
中国株ETFの多くは「株式」「債権」「REIT」「通貨」「商品」の指数によって連動しているのですが、最近では連動していないタイプのETFも出てきています。よほどの知識と経験がないうちは指数に連動しているETFを選んだ方がよいでしょう
投資するセクターやテーマに注目
中国株ETFの中にもさまざまな種類の銘柄があります。それらの中で自分は「安定志向」「リスクを負ってでも勝負したい」「長期的に保有したい」などどのタイプで投資をするのかを考えておかなければいけません。自分の投資の方針と投資先のテーマが合っているかどうかが重要となります。投資先のテーマをよく調べた上で投資するようにしましょう。
信託報酬(コスト)を確認する
投資を行う際には投資家がETFを保有している間にかかってくるコストが信託報酬です。これは銘柄によって違っています。中国株はアメリカ株などと比べると高めに設定されていることがあるのですが、それらの中でも人気銘柄で比較的低い信託報酬のものもあります。こうしたコストはもちろん低い方が望ましいので投資先の信託報酬を事前に確認しておきましょう。
代表的な中国株ETF銘柄TOP3
FXI iシェアーズ 中国大型株 ETF リアルタイムチャートはこちらです>>
iシェアーズ 中国大型株 ETF(ティッカー: FXI)は、ブラックロック社が提供するETFで、香港証券取引所に上場している中国の大型および中型株式で構成されるFTSE中国50インデックスに連動する投資成果を目指しています。
主な特徴:
投資対象: 香港市場に上場している中国の大型・中型企業。
設定日: 2004年10月5日。
管理費率: 0.74%。
純資産総額: 約72.7億米ドル(2024年12月31日時点)。
分配頻度: 年2回。
PGJ Invesco Golden Dragon China ETF リアルタイムチャートはこちらです>>
インベスコ・ゴールデン・ドラゴン・チャイナETF(ティッカー: PGJ)は、NASDAQ Golden Dragon China Indexに連動する投資成果を目指すETFです。このインデックスは、中国本土に本社または法人を置き、米国の証券取引所に上場している企業で構成されています。
PGJは、資産の90%以上をインデックスを構成する企業の株式に投資します。ファンドおよびインデックスは四半期ごとにリバランスおよび再構成が行われます。
主な特徴:
投資対象: 米国市場に上場している中国企業の株式。
設定日: 2004年12月9日。
管理費率: 0.71%。
上場市場: NASDAQ。
CQQQ Invesco China Technology ETF リアルタイムチャートはこちらです>>
インベスコ中国テクノロジーETF(ティッカー: CQQQ)は、中国のテクノロジーセクターに焦点を当てた上場投資信託(ETF)です。このETFは、FTSE China Incl A 25% Technology Capped Indexに連動する投資成果を目指しており、中国本土および香港市場に上場する大型および中型のテクノロジー企業に投資しています。
主な特徴:
投資対象: 中国の情報技術セクターに分類される企業。
管理費率: 0.65%(2024年1月5日より適用)。
設定日: 2009年12月8日。
上場市場: NYSE Arca。
中国株ETFの今後の見通し
中国経済の成長見通し
中国では長く一人っ子政策が続いたことで若年層が減少しており、経済成長が停滞するのではないかという懸念があったものの実際には堅調に成長を維持しています。特に中国テクノロジー、電気自動車といったハイテク産業やグリーンエネルギー分野での成長が注目されています。こうしたセクターは長期的な視点でも安定して保有価値があるとされているため、これらの成長セクターに投資する中国ETFは長期的な投資先としてもよい可能性があります
米中関係の影響
中国株に投資する際の注意点として政治方針や国際情勢の影響を受けやすいということがあります。特にアメリカと中国との間の貿易摩擦や規制強化などが行われると中国市場、中国企業に大きな影響を与える場合があります。こうした地政学的リスクがあるため、米中関係にはよく注意した上で長期的に投資戦略を考えていくことが重要です。
まとめ
アメリカ株はテクノロジー部門に強く、中国株は消費財商品、サービス部門に強いと言われてきましたが、近年では中国テクノロジー、金融などのセクターが成長傾向にあります。このように堅調に成長を続けている中国株は投資先としても魅力的な選択肢となっていますので、中国株ETFを運用先の一つとして考えてみるのも良いかもしれません。
よくある質問(FAQ)
Q1: 中国株ETFに投資するメリットは何ですか?
A1: 中国株ETFは「リスク分散」「中国の成長性に投資できる」といったメリットがあります。また、中国株は長期的な投資先として注目しても良いかもしれません。長期的な資産運用を考えている方は検討してみてください。
Q2:中国株ETFはどのくらいのリスクがありますか?
A2: 海外株に必ず発生してくる為替リスクの他に、中国では政治方針や規制の制定などの影響を受けやすいため政治的リスクがあると言えます。
これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。こちらの投資情報は説明目的の用途でのみ提供されており、すべての投資家にとって適切であるとは限りません。 詳細情報
