インドの成長を捉える!インド投資信託の今後の展望と投資戦略

05/19 22:41

インドは世界第5位の経済大国として、成長の勢いが注目されている国です。2027年には、GDPが日本やドイツを抜いて世界第三位となる見込みです。この記事ではそんな成長著しいインドに投資ができる投資信託について解説をします。今後の展望と投資戦略についても解説をしますので、是非参考にしてください。

インド投資信託の魅力とは?

まずはインドの投資信託の魅力について解説をします。

インド経済の急成長

インドの経済は、1990年代に経済体制の改革と対外開放が始まったことから成長し始めました。経済成長の主な担い手はサービス業でした。GDPに占める農業の割合は減少し、製造業の成長はわずかなものだった一方で、サービス業の割合は大きく増加しています。成長の背景には、大都市を中心に購買力の高い消費者が急増し、消費の質が向上したことや、2000年代に財政赤字が改善し、貯蓄が増えたことで投資が活発になったことが挙げられます。

上述の通り、経済成長が著しいインドのGDP成長率の推移は以下の通りです。

1980

1981

1982

1983

1984

1985

1986

1987

1988

1989

5.28

6.01

3.48

7.29

3.82

5.25

4.78

3.97

9.63

5.95

1990

1991

1992

1993

1994

1995

1996

1997

1998

1999

5.53

1.06

5.48

4.75

6.66

7.58

7.55

4.05

6.18

8.46

2000

2001

2002

2003

2004

2005

2006

2007

2008

2009

3.98

4.94

3.91

7.94

7.85

9.29

9.26

9.8

3.89

8.48

2010

2011

2012

2013

2014

2015

2016

2017

2018

2019

10.26

6.64

5.46

6.39

7.41

8

8.26

6.8

6.45

3.87

2020

2021

2022

2023

-5.83

9.05

7.24

6.33

【出典】International Monetary FundのReal GDP Growth(2024年4月時点)

このようにインドは、いくつかの例外年を除いて、5%を超える高い経済成長を毎年のようにしています。日本の経済成長率は高くても1%台であることを考えると、非常に高い経済成長をしているのがわかります。コロナが流行った2020年はマイナス5.8%の経済成長率でしたが、2021年は9%を超える経済成長率を記録しました。コロナの影響をほとんど受けなかった2019年のGDPを上回っているのが特徴です。結果として、日本やアメリカはもちろん、他の新興国以上の成長を遂げており、今後のGDP成長率も期待されています。GDPは株式投資をする上で非常に重要な指標なので投資を検討する上でのチェックは欠かせません。

投資信託を通じたリスク分散

投資信託は一般的に1つの銘柄だけではなく、複数の銘柄に分散して投資されています。インドの株式や債券を一つ一つ購入をして分散投資をするのが非常に大変ですが、投資信託を使えば手軽に分散投資ができるのは大きなメリットになるでしょう。

インド投資信託の今後の見通し

このセクションでは、インドの投資信託の今後の見通しについて解説していきます。

インドの成長

経済改革とデジタル化の進展

インドはITが非常に強い国でデジタル化が進んでいる国です。GAFAを始めとする有力IT企業には多くのインド人が働いており、また近年はインド系のCEOが増えてきています。

さらに最近ではインドの首相であるモディ氏が様々な経済改革を行っており、特にインフラ整備については、素早く進んでおり今後もさらなる成長が期待できるのではないでしょうか。

中間層の拡大と消費市場の成長

インドの人口は14億人を超えます。これは中国を抜いて世界一位となっています。平均年齢は27歳で消費意欲が非常に強いのが特徴です。中間層がどんどん所得を上げており、今後もさらなる消費が期待できるのではないでしょうか。

インド投資信託の選び方

このセクションではインドの投資信託の選び方についてのポイントを解説します。

セクターごとの違いを理解する

インドの代表的な株価指数は「SENSEX(センセックス)」です。SENSEXはインド市場の代表的な株価指数で、インド最大のボンベイ証券取引所に上場している株式の代表的な銘柄30銘柄で構成されています。金融と情報通信の比率が高く、財閥系の企業が多いのが特徴です。

SENSEXの構成銘柄

Asian Paints Ltd

アジア・ペインツ

(化学 / 塗料)

Infosys Ltd.

インフォシス

(情報・通信業 / コンサルティング業)

Reliance Industries Ltd.

リライアンス・インダストリーズ

(石油・ガス)

Axis Bank Ltd.

アクシス銀行

(銀行業)

ITC Ltd.

インペリアル・タバコ・カンパニー

(食料品・タバコ)

State Bank of India

インドステイト銀行

(銀行業)

Bajaj Finserv Ltd.

バジャージ・フィンサーブ

(金融業)

JSW Steel Ltd.

JSW スチール

(鉄鋼)

Sun Pharmaceutical Industries Ltd.

サン・ファーマシューティカル・インダストリーズ

(医薬品)

Bajaj Finance Ltd.

バジャージ・ファイナンス

(金融業)

Kotak Mahindra Bank Ltd.

コタック・マヒンドラ銀行

(銀行業)

Tata Motors Limited

タタ・モーターズ

(移動用機器)

Bharti Airtel Ltd.

バーティ・エアテル

(情報・通信業)

Larsen & Toubro Ltd.

ラーセン&トゥブロ

(建設業)

Tata Steel Limited

タタ・スティール

(鉄鋼)

HCL Technologies Ltd.

HCLテクノロジーズ

(情報・通信業 / コンサルティング業)

Mahindra & Mahindra Ltd.

マヒンドラ&マヒンドラ

(移動用機器)

Tata Consultancy Services Ltd.

タタ・コンサルタンシー・サービシズ

(情報・通信業 / コンサルティング業)

HDFC Bank Ltd.

HDFC銀行

(銀行業)

Maruti Suzuki India Ltd.

マルチ・スズキ・インディア

(移動用機器)

Tech Mahindra Ltd.

テック・マヒンドラ

(情報・通信業 / コンサルティング業)

Hindustan Unilever Ltd.

ヒンドゥスタン・ユニリーバ

(一般消費財)

Nestle India Ltd.

ネスレインディア

(食料品)

Titan Co Ltd.

チタン

(小売り)

ICICI Bank Ltd.

ICICI銀行

(銀行業)

NTPC Ltd.

ナショナル・サーマル・パワー

(公益事業・電力事業)

UltraTech Cement Ltd.

ウルトラ・テック・セメント

(建設資材・セメント)

IndusInd Bank Ltd.

インダスインド・バンク

(銀行業)

Power Grid Corp of India Ltd.

パワー・グリッド・コーポレーション・オブ・インディア

(電力・送電事業/国営)

Wipro Limited

ウィプロ

(情報・通信業 / コンサルティング業)

インドの投資信託の購入を検討されている方は、まずはセンセックスに採用されている銘柄のセクターをチェックしてみてはいかがでしょうか。

iShares Core SENSEX India ETFのチャートはこちらでチェック

信託報酬と運用実績をチェック

インドの投資信託の信託報酬は一般的に高い傾向にあります。また運用実績についても大きな違いがファンドごとによってあります。インドの投資信託に投資を検討する際は、信託報酬と運用実績についてはしっかり確認するようにしてください。

インド投資信託のリスクと注意点

インドの投資信託に投資をする際のリスクと注意点についてまとめました。

為替変動リスクの存在

為替変動リスクは、海外の株式や債券、REITに投資する際に関わるリスクです。円高になると投資信託の価格が下がる要因となり、一方で円安になると投資信託の価格が上がる要因となります。インドに投資をする際は、インドルピーや米ドルの動きに注意しましょう。

政治的・経済的リスク

インドはアメリカや日本などに比べると比較的政治的リスクが高いです。また経済に関してもまだまだこれから発展するといった側面が大きいので、経済的リスクも先進国と比較すると高い可能性があります。

インド投資信託の今後の投資戦略

インドの投資信託を運用する際のポイントについて解説をします。

長期投資

インドに限った話ではありませんが、長期投資は有効な方法の一つです。長期投資とは、将来の数年~数十年という長い期間で資産形成を考える投資方法です。市場価格は毎日上下に変動しますが、長期的な視点で見ると、1日ごとの価格変動はわずかである可能性もあります。短期売買とは異なり、日々の値動きに神経をとがらせる必要がないため、仕事や生活で忙しい方でも余裕を持って取り組むことができ、落ち着いた気持ちで投資を続けることができます。

積立投資の活用

インド株は日本株やアメリカ株に比べて値動きが大きいため、平均購入単価が比較的安定する積み立て投資を利用することを検討してみましょう。

インド投資信託は成長ポテンシャルが高い魅力的な投資先です。国としての勢いが非常にあり、人口も増加が続き世界一になったことから、今後大きな成長が期待できます。ぜひ今回の記事を参考にしていただき、インドへの投資を検討してみてはいかがでしょうか?

【参考】1からわかる!インド(1)世界3位の経済大国に!成長のワケは、マネックス証券のインド株に投資!待望の低コストインデックスファンドが登場!、日本経済新聞の海外株式ページ

moomoo証券は、アプリ1つで、米国株・日本株・投資信託・国内外ETFの投資をもっとスマートにします!
株式投資No.1評価アプリNO.1として、特に米国株の取引に強みを持っています。例えば「業界屈指の格安*取引手数料」では、moomoo証券は業界屈指の格安手数料水準を提供しています。また、「米国株・取扱銘柄数」も約6,000銘柄で、業界最多水準*です。さらに、業界最長の「米国株・24時間取引」を実現しており、取引可能銘柄数はNO.1となっています。加えて1株を細かく分割し、「1ドルから注文できるmicro米国株(端株)」の機能で投資戦略が広がります。詳細情報はmoomoo証券の公式ホームページで確認>>
*米国株・米国ETF取引を提供するネット証券5社との比較。(当社調べ、2026年8月10日時点)
*取扱銘柄は、時価総額や銘柄の流動性に応じて買付や売却が制限される場合があります。
*1日の取引時間が最も長いことを示します。

よくある質問(FAQ)

  • Q1: 初心者におすすめの投資信託は何ですか?

    A1:投資初心者の方が初めて投資信託を購入するのであれば、様々な資産に分散して投資をされているバランスファンドも候補に入れてみるといいでしょう。株式や債券、REITなど値動きが違う資産が入っているバランスファンドであれば、比較的に幅広い商品で分散投資が可能です。

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。こちらの投資情報は説明目的の用途でのみ提供されており、すべての投資家にとって適切であるとは限りません。 詳細情報

目次
インド投資信託の魅力とは?
インド投資信託の今後の見通し
インド投資信託のリスクと注意点
インド投資信託の今後の投資戦略
よくある質問(FAQ)