【おすすめ】中国株の買い方・選び方
中国株式投資の基礎知識:中国の主要な株式市場とその特徴について
中国株式市場は主に「上海市場」「深セン市場」「香港市場」の3つに分かれます。上海市場と深セン市場は中国本土の市場であり、外国人投資家の直接取引は基本的に制限されています。一方、香港市場は海外投資家向けに開放されており、中国本土企業のH株も上場しています。
代表的な指標、指数と取引時間
上海市場:代表指数は「上海総合指数」、取引時間は10:30~12:30、14:00~16:00(日本時間)。
深セン市場:代表指数は「深セン成分指数」、取引時間は上海市場と同じ。
香港市場:代表指数は「ハンセン指数」、取引時間は10:30~13:00、14:00~17:00(日本時間)。
中国A株、H株とは?
中国株にはさまざまな種類がありますが、特に代表的なのが A株 と H株 です。それぞれの特徴は以下のとおりです。
A株(本土市場)
取引市場:上海証券取引所、深セン証券取引所
通貨:人民元(CNY)
投資対象:基本的に中国本土の投資家向けだが、外国人は一部制度(QFIIや滬港通・深港通)を通じて投資可能
代表指数:上海総合指数、深セン成分指数
H株(香港市場)
取引市場:香港証券取引所
通貨:香港ドル(HKD)
投資対象:外国人投資家を含め誰でも自由に取引可能
代表指数:ハンセン中国企業指数(H株指数)
ADRがH株よりおすすめな理由
moomoo証券では、中国株を米国に証券市場に上場しているADRで購入されることをおすすめしています。主な理由は以下のとおりです。
取引時間と流動性:ADRは米国市場で取引されるため、日本時間の夜間に取引が可能です。また、米国市場は世界最大の株式市場であり、流動性が高く、取引が活発に行われています。
情報の入手容易性:ADRは米国証券取引委員会(SEC)の規制下にあり、企業情報の開示が充実しています。英語での情報提供が主であり、投資家にとって情報収集が比較的容易です。
これらの理由から、moomoo証券を利用してADRを通じて中国のテクノロジー企業に投資することは、H株への投資と比較して多くのメリットがあるおすすめの購入方法です。
初心者でも始められる中国株取引の具体的な始め方
中国株(ADR)の購入方法についてアリババ株を例にご説明します。
手順03. 中国株関連銘柄選択(アリババを検索)
手順04. 注文実行

社名 | ティッカー(ADR) | 企業概要 |
TSMC | TSM | 台湾の半導体製造世界最大手。AppleやNVIDIAのチップを生産。 |
アリババ | BABA | 中国最大のEC企業。クラウドやフィンテック分野も展開。 |
Pinduoduo | PDD | 中国のECプラットフォーム。農業産品の直販やグループ購入で急成長。 |
ネットイース | NTES | ゲーム・音楽配信の大手。海外展開も積極的。 |
Futu Holdings | FUTU | 中国のオンライン証券会社。米国・香港市場への投資サービスを提供。 |
バイドゥ | BIDU | 検索エンジン最大手。AIや自動運転にも注力。 |
Trip.com | TCOM | 中国の大手オンライン旅行代理店(旧Ctrip)。国際ホテル・航空券予約を手がける。 |
Yum China | YUMC | ケンタッキー・ピザハットの中国運営会社。中国市場に特化した展開。 |
New Oriental | EDU | 中国の教育サービス大手(語学・受験対策)。オンライン教育にも進出。 |
JDドット・コム | JD | EC大手。独自の物流ネットワークを展開。 |
TSMC:台湾の半導体製造世界最大手。AppleやNVIDIAのチップを生産。
アリババ:中国最大のEC企業。クラウドやフィンテック分野も展開。
Pinduoduo:中国のECプラットフォーム。農業産品の直販やグループ購入で急成長。
ネットイース:ゲーム・音楽配信の大手。海外展開も積極的。
Futu Holdings:中国のオンライン証券会社。米国・香港市場への投資サービスを提供。
バイドゥ:検索エンジン最大手。AIや自動運転にも注力。
Trip.com:中国の大手オンライン旅行代理店(旧Ctrip)。国際ホテル・航空券予約を手がける。
Yum China:ケンタッキー・ピザハットの中国運営会社。中国市場に特化した展開。
New Oriental:中国の教育サービス大手(語学・受験対策)。オンライン教育にも進出。
JDドット・コム:EC大手。独自の物流ネットワークを展開。
中国株式市場今後の見通しと予測
中国の株式市場は、AI技術の発展や経済政策の動向と密接に関連しながら推移していくと考えられます。ゴールドマン・サックスのアナリストによると、中国の人工知能(AI)新興企業ディープシークが発表した大規模言語モデル(LLM)の影響で、投資家の間でAIの成長性や経済的な利益についての見方が変わりつつあるようです。AIの普及が進むことで、今後10年で中国企業の1株利益が年間2.5%程度の成長を遂げる可能性があり、それに伴い株式市場の適正価格が15~20%上昇する可能性も指摘されています。
また、資産運用会社Candriamのファンドマネージャーは、DeepSeekを中心としたAI産業の発展が市場をさらに押し上げる要因となるかもしれないと述べています。これを踏まえ、リスクとリターンのバランスを考慮すると、現在の中国市場はインド市場よりも魅力的な投資先として評価される可能性があります。
さらに、ドイツ銀行のアナリストは、中国の破壊的イノベーションが産業全体の競争環境を変化させており、中国株の「バリュエーションディスカウント」は徐々に解消されるだろうと分析しています。2025年は国際的な投資家が中国の競争力を再評価する重要な年になるかもしれません。
一方、フィデリティ・インターナショナルのファンドマネージャーは、中国市場に対する見方を慎重ながらも前向きに修正しています。今後の相場は回復の兆しがあるものの、その動きは一様ではないと考えられます。現在、同氏が運用するポートフォリオでは、中国株の持ち高を増やし、積極的に投資を進めているようです。
また2025年2月17日には、中国の習近平国家主席がアリババやテンセント、BYDなどの民間企業トップとの座談会に出席しました。 この会合には、アリババの共同創業者ジャック・マー氏、テンセントの共同創業者ポニー・マー氏、BYDの共同創業者ワン・チュアンフー氏、シャオミの創業者レイ・ジュン氏、ファーウェイの創業者レン・ジェンフェイ氏、そしてAIスタートアップであるDeepSeekの創業者リャン・ウェンフォン氏などが参加しました。 習主席はこの場で、民間企業への「揺るぎない支援」を約束し、民間経済の発展に向けた政策措置の着実な実施を指示しました。
米中間のテクノロジー競争が激化するなか、中国国内および国際市場での事業拡大が期待されています。今後の市場動向は、こうした政策や経済環境の変化を注視しながら見極めることが重要になりそうです。
これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。こちらの投資情報は説明目的の用途でのみ提供されており、すべての投資家にとって適切であるとは限りません。 詳細情報
