中国株投資信託とは?メリット、デメリットと代表的な投資信託銘柄3選

05/19 21:19

中国株投資信託とは?

中国株投資信託の基本  

まず基本的なことですが、中国の株式市場は『中国本土市場』と『香港市場』の2つに大きく分類されます。

中国本土市場には「上海市場」と「深セン市場」があり、それぞれに「中国国内投資家のみが取引できるA株市場」と「外国人投資家も投資できるB株市場」があります。

「香港市場」は「メインボード」と「GEM(新興市場)」とに分けることができます。

香港市場に上場する株式は、香港株、H株、レッドチップ、その他の株があります。

投資信託のメリット  

リスク分散

投資信託の中でも大きな特徴と言えるのが「リスク分散」です。

投資を一か所に集中するとうまくいけば利益も大きくなりますが、何かトラブルがあった際には大きな損失が出ることとなります。

そのために分散投資することがリスク分散になりますし、投資信託では各投資家からの資金をまとめて運用しますので、分散投資がしやすくなります。

プロによる運用

個人の投資家が投資を行う際に不安になるのが、「本当に利益が出るのか」「損をしないか」「十分な知識が自分に備わっているのか」といったことです。

投資についての知識を個人が得るのは難しい部分もあります。

投資信託では集めた資金を金融、経済、投資に関するプロが運用していくこととなります。投資の専門家が市場の変動や経済状況を分析しながら資産運用を行うため、個人では難しい判断をプロに任せることができます。

少額投資が可能

一般的に株式の投資を行う際にはまとまった資金が必要となるのですが、投資信託の場合は数万円程度という少額から投資が可能となっています。

手軽に行うことができるというのもメリットと言えます。

中国株投資信託において特に注意したいリスク

為替リスク  

中国株のような海外の株や外国債券、リート等に投資をする際には外国為替の変動によるリスクが出てきます。

急激な円高が発生すると、海外投資の利益が目減りし、逆に急激な円安では利益が増大する可能性があります。ただし、変動が大きい場合は投資元本を割るリスクも考慮する必要があります。

政治リスクと規制リスク  

こちらも海外の株や外国債券、リート等に投資する際に起こるリスクです。

相手の国における政治方針の転換、規制の制定などがあった場合に大きな影響を受けることがあります。

特に中国の場合はこうした規制が急に決定することもあるため注意が必要です。

市場のボラティリティ  

「ボラティリティ」とは値動きの大きさを表す単語です。

これはどこの国の投資市場でもあることですが、中国の場合はこうした値動きの幅が近年は比較的に大きいという特徴があります。

中国株投資信託の選び方

運用実績と信託報酬の確認  

中国株投資信託を行う際にはまず運用実績や信託報酬の確認をしてみましょう。

どういった運用実績があるのか、どの地域での投資を行っているのか、信託報酬はどれくらいなのかといったことです。

信託報酬とは投資信託を運用してもらうための経費として信託財産の中から「純資産総額に対して〇%」といった形で毎日差し引かれるものです。

必ず事前に確認しておくようにしましょう。

指数に連動するインデックス型を選ぶ  

「インデックス」とは特定の市場の動向を表す指標のことを指します。

投資信託にも色々な種類がありますが、このインデックスに連動することを目標とした運用手法である「インデックス運用」と呼ばれるものを選べば比較的リスクを抑えて運用することができます。

注目の中国株投資信託銘柄TOP3

HSBCチャイナ・オープン  

「HSBCチャイナ・オープン」は「HSBC チャイナ マザーファンド」及び「HSBC 中国A株マザーファンド」を通じて中国国内企業や中国経済に関連しており、利益の多くを中国国内の活動から発生している中国以外の国の企業の株式に投資しています。

原則として為替ヘッジを行っていません。

また、HSBCチャイナ・オープンは先月と比較して、現在基準価額が大きく上がっています。(2024年10月10日現在)

ピクテ・チャイナ・フロンティア株式ファンド

「ピクテ・チャイナ・フロンティア株式ファンド」は為替ヘッジの無い国際株式型の銘柄です。

主に中国の取引所の上場株式の中から「MSCIチャイナ指数」「上海B株指数」「深センB株指数」に採用されている銘柄を中心に投資を行っています。

組入れ銘柄の値動きの乖離を修正するためにファンドのアセットは原則毎月一回見直しがされています。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」は世界の新興国株式に分散投資することができるというインデックスファンドです。

原則として為替ヘッジを行っておらず、年1回決算が行われます。

この銘柄の特徴として「つみたてNISA」の対象商品であるために、つみたてNISA口座で投資することができるということがあります。

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中国株投資信託の今後の見通し

中国経済の成長要因  

中国は世界的に見ても経済規模が大きい市場であり、順調に成長してきました。

しかし近年は不動産市場の低迷、消費の減少などを理由として景気減速が懸念されており株式市場も低調となっていました。

しかし2024年9月に「大規模な金融緩和」「積極的な財政政策」を行ったことで、急激に市場が刺激されており、さらなる成長が見込まれています。

中国の経済政策の影響  

中国ではこれまでにも住宅ローン金利の下限撤廃や住宅ローンの頭金割合の引き下げなどを行うことで不動産市場を活性化させようとしてきましたが、大きな効果は出ていませんでした。

しかし2024年9月中旬以降に中国人民銀行が政策金利の引き下げや追加の金融緩和を踏み切る方針を出しただけでなく、政府が積極的な財政政策を行ったことによって大幅に経済が活性化しているという影響が出ています。

中国株投資信託についてまとめ

中国株については中国本土市場、香港市場とに分かれており、本土市場においても上海市場と深セン市場があった上で「A株」「B株」のように分かれているのでまずは基本的な知識を持つことが重要です。

中国は経済規模も大きく、まだまだ成長が見込める市場となっています。

また、中国株投資信託の中でも比較的信託報酬が安く、実績が安定している銘柄もありますので、そういった点を踏まえて選んでいくと良いでしょう。

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。こちらの投資情報は説明目的の用途でのみ提供されており、すべての投資家にとって適切であるとは限りません。 詳細情報

目次
中国株投資信託とは?
注目の中国株投資信託銘柄TOP3
中国株投資信託の今後の見通し
中国株投資信託についてまとめ