偉大な投資家から学ぶためのフォーム13Fの活用

株式市場には実に多くの銘柄がありますが、どれを選ぶべきでしょうか?
ウォーレン・バフェット、チャーリー・マンガー、ビル・アックマンなど、世界中で知られている投資家から学びましょう。彼らのような投資のマスターの売買やポートフォリオを見て、素晴らしい投資アイデアを得ることができるかもしれません。

有名な投資家の詳しい保有資産情報はどこで手に入るでしょうか?
それには、「フォーム13F」という保有報告書を読めばいいのです。


フォーム13F、または13Fファイリングと呼ばれる文書は、機関投資家が米国取引所での長期投資対象を開示するために提出する四半期ごとの報告書です。各四半期の終了から45日以内に提出されます。

要点:
● 総資産が1億ドル以上のすべての機関投資家は、米証券取引委員会(SEC)に対してフォーム13Fを提出する必要があります。
● 機関投資家には、投資顧問、銀行、保険会社、ヘッジファンド、年金基金、そのほかの法人などが含まれます。
● フォーム13Fは、四半期の終了後45日以内に提出する必要があります。
● フォーム13Fは、株式、コールオプション、プットオプション、ワラント、ETFなどのロング(買い)保有分のみを開示します。ショート(売り)保有分は含まれません。
●フォーム 13Fは、米国取引所での取り扱い投資対象のみを開示します。よって米国以外の市場での投資は含まれません。


機関投資家は、各四半期の終了後45日以内にフォーム13Fを提出する必要があります。四半期ごとの13Fファイリングの締切は、「13Fデー」とも呼ばれます。普通は、毎年の2月15日、5月15日、8月15日と11月15日です。



投資家の中には、フォーム13Fを利用して投資手法のアイデアを得たり、偉大な投資家から戦略を学んだりしています。

フォーム13Fは、「優れた投資手法」から投資のコツを得る手段の一つです。大口ファンドの機関投資家は、小規模の投資家よりも市場をより深く理解している可能性があります。その結果として大口ファンドの機関投資家は成功する可能性を高めています。業種の動向や大口投資家投資家を分析することで、ヘッジファンドの売買手法やマーケットへの姿勢を知る手がかりを見つけることができるかもしれません。

フォーム13Fを読むことは、偉大な投資家から投資戦略を学ぶ良い方法の一つです。ウォーレン・バフェット、チャーリー・マンガー、ビル・アックマンなどの有名な運用者は、独自の投資哲学や戦略を持っています。毎四半期、あなたの先輩たちのフォーム13Fを読み、四半期ごとに保有資産がどのように変化するかを追いかけましょう。このようにすれば、彼らの実践的な投資戦略を学ぶことができるかもしれません。

フォーム13Fは投資のすべてを提供してはいません。フォーム13Fには2つの大きな欠点があります。つまり、十分では無い情報と売買から長い時間が経ったデータです。

欠点の一つは情報の不足です。ファイル13Fには、短期売買や米国外への投資が記載されていません。たとえば、ファンドの主要戦略がロング(買い)の投資であり、ほとんどの収益を買いで得ているなら、フォーム13Fは小口の投資家にとって貴重な情報となるでしょう。一方で、ファンドの戦略がショート(売り)で、ショートがポートフォリオの中心である場合、ロングの記録だけを見ることは誤解を招くかもしれません。

もう一つの欠点は、データの古さです。機関投資家は四半期ごとのファイル13Fを提出するまでに45日の猶予があります。すなわち、数ヶ月前に行われた投資判断しか書かれていなのです。たとえば、あるファンドが1月に特定の株の保有を増やしたとして、それについて報告するのは5月です。その時点では既にファンドマネージャーがその株を売却している可能性があります。
そのため、フォーム13Fを見る時には、ファンドの投資戦略を知っている前提で、そのファンドの長期的なトレンドをつかむようにしましょう。

・米SEC公式ウェブサイト
・moomoo証券:マーケット>米国株>機関投資家の動向

まとめ

フォーム13Fで、投資家はウォールストリートの最高のファンドマネージャーの保有資産を知る機会を得ることができます。ただし、最も優れたマネージャーであっても損をする事があるので、ただ一つのレポートだけをもとに投資判断をすることは避けるようにしてください。
保有資産がどのように変化するかを見続けていれば、投資手法と戦略を学ぶことができます。
これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。こちらの投資情報は説明目的の用途でのみ提供されており、すべての投資家にとって適切であるとは限りません。 詳細情報
