チャートの秘密
チャートの秘密
前回の動画では、株価の評価方法を学びました
では、株価を動かす要因は何でしょう?
ファンダメンタルズがコインの一方の面だとすれば
もう片方の面はテクニカル分析です
株価は上がったり下がったりします
これは当然のことなのです
どんなに素晴らしい企業でも、株価は上下動します
ここで、疑問が出てきます
「どうすれば株価の高値と安値を見分けられるのか?」
多くの市場参加者がこの問題を考える手がかりとして
テクニカル分析を用いています
テクニカル分析には、いろいろな手法があります
ここでは、最も基本的な手法を見ていきましょう
そう、ローソク足です
株価の日足チャートを見ると
ラインチャートは一般的ではないことにすぐ気が付くでしょう
ローソク足は、ラインチャートに比べて多くの情報が分かるのです
最初に、ラインチャートを見てみましょう
分かることは何でしょうか?
途中で急落していると分かりますが…
その他の情報はほとんど分かりません
では、次にローソク足に移りましょう
ローソク足を見ると
100ドルを割り込もうと何度も挑戦していますが
そのたびに押し戻されていることが分かります
この例のような、100ドルの水準をサポートラインと呼び
この水準で買う人が多いことを意味します
反対に、株価が上昇しても特定の水準はどうしても超えられない
そのような水準をレジスタンスラインと呼びます
この水準では、株を売る人が多くなります
ローソク足は投資家の動きを反映しているのです
ローソク足チャートの全体像の前に
1つの足に注目してみましょう
ローソク足には、実体、ヒゲ、色があります
実体は始値と終値を
ヒゲは高値と安値を
色は株価が上昇したのか下落したのかを示します
終値が始値よりも高いなら
赤で表示され
上昇を意味します
反対に、終値が始値より安いなら
緑で表示され下落を意味します
例えば、
こちらは上昇のローソク足で
始値は155ドル、終値は156ドルです
そして、高値と安値はそれぞれ157ドルと154ドルです
日足の実体・ヒゲ・色の3つを見れば
日中の値動きが簡単に分かります
全てのローソク足は、買い方と売り方の拮抗を示しているのです
ローソク足には3種類あります
上昇、下落、中立です
実体だけでヒゲがない場合、強い買いまたは強い売りを示します
買いまたは売りの圧力が強いので
始値からトレンドができたまま終値を迎えています
もしヒゲが上下に長いなら
ボラティリティがとても大きかったと分かります
値動きが大きかった割には
買いと売りのどちらも優勢になれなかったことも分かります
このため、ヒゲが上下に長い場合は
中立だと評価されます
このように、1本のローソク足からだけでも、多くのことが分かるのです
ローソク足が並ぶと、さらに多くの情報を得られます
2本の日足を使ってみましょう
上昇と下落です
これらを1つにまとめると
どうなるでしょう?
この2つのローソク足から
始値、高値、安値、終値を使って新しい足ができます
新しい足は実体が小さく
上ヒゲが短くて下ヒゲが長いです
つまり、株価が大きく下落した後
買いが入って急速に戻したことが分かります
この例のように
ローソク足を合成することで
それまでとは全く違う情報を得ることができます
別の例を使って、ローソク足の意味をさらに確認しましょう
この日足チャートは、下落トレンドに見えますよね?
しかし、より長期の足、例えば週足で見ると
どうなるでしょうか?
週足だと上昇トレンドに見えるのがお分かりになるでしょう
日足と週足の両方を見ることで
直近の下落は押し目なのか、それとも下落トレンドなのかが分かります
ここで、注意点です
ローソク足は便利ですし
相場のセンチメントもすぐに分かりますが
テクニカル分析も同時に使うべきです
そのほうが、トレンドを理解しやすくなります
「どうすればもっとトレンドを正確に読めるの?」と思うかもしれません
この点については、次の動画で確認するとしましょう
これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。こちらの投資情報は説明目的の用途でのみ提供されており、すべての投資家にとって適切であるとは限りません。 詳細情報
