損益計算書を理解する
損益計算書は三大財務諸表の一つで、じょうごのようなものです。まず総収益から始まり、純利益または純損失が計算されます。じょうごとは、どのように解釈すればよいでしょうか?
損益計算書を見れば、企業が特定の期間中どれだけ利益を上げたか、またはどれだけ損失を出したのかが分かります。損益計算書は収益、費用、損益に分割できます。方程式でこれらの関係を表すことができます。 要するに、収益から費用を差し引いたものが純利益または純損失となるということです。損益計算書の項目をより深く理解するために、じょうごの上のほうから見ていきましょう。 [i]
一番上にあるのは純収益で、これは製品サービスの売上の総収入から、返品や手当を差し引いたものです。
その下は収益コストです。ここから、会計期間中に販売した商品やサービスの生産に、どれだけの費用を費やしたかが分かります。通常、収益コストには人件費、材料費、製造諸経費が含まれます。純収益から収益コストを差し引くと、粗利益が出てきます。変動費のみが含まれ、固定費が含まれないため、いわゆる「グロス」である、粗利益とみなされます。
そして営業費用です。これは会社の運営をサポートする費用を指します。営業費用には、販売およびマーケティング費用、一般管理費、研究開発費が通常含まれます。また、減価償却費も売上総利益から差し引く必要があります。 減価償却とは、会社の工場や設備の損耗を指します。粗利益からすべての営業費用を差し引くと、営業利益が得られます。営業利益は、企業のコアとなる事業から得られる収益です。企業には、その他の収益および費用と呼ばれる、コア事業とは関係のない利益もあります。[ii]
その他の収益および費用には、受取利息、支払利息、その他の損益が含まれます。 [iii]
利息収入とは、有利子の普通預金口座やマネーマーケットファンドなど、投資から生み出されるお金です。 一方の支払利息とは、お金を借りることによって発生する費用です。営業利益から、その他の費用を差し引くと、税引前の利益が得られます。
今度は所得税に移ります。所得税を差し引くと、最終的に純利益か純損失か分かるようになります。純利益は、会計期間中に会社がどれだけ利益を上げたかであり、純損失は損失を出したのかです。このようにして、損益計算書が完成するのです。
投資家にとって、損益計算書の分析は、単に得られた利益という数字だけをみるのではなく、成長の変化も分析することに重要性があります。たとえば、収益が大幅に増加した場合には、通常、企業は急速に成長していると考えられます。ただし、営業費用が収益よりも先んじて増加している場合は、会社の経営に問題がある可能性があるかもしれないということに留意しましょう。
純利益に関しては、大きく利益が出れば良いです。ただし、純利益が大きいことが必ずしも収益性が高いことを意味するわけではありません。利益率も重要です。
まずは、ここまで。しっかり理解ができましたか?
次のビデオは、利益率についてです!
引き続き、ご覧ください。
これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。こちらの投資情報は説明目的の用途でのみ提供されており、すべての投資家にとって適切であるとは限りません。 詳細情報
