米株決算で真っ先に見るべきポイントまとめ

決算書を隅から隅まで読むことは初心者や忙しい人にとって現実的ではありません。決算を効率よく理解するために、真っ先に見るべきポイントをまとめました!
1、収益(売上)の拡大
収益(売上)の拡大は、稼ぐ力の証明です。企業の成長の勢いを判断するには、収益の推移を見ましょう。同業他社と比較して収益の成長率が高いほど、その企業の成長可能性は大きいと言えます。収益の伸びが大きい企業の製品やサービスには、同業他社にはない強みがあることがよくあります。
2、純利益の伸びはEPSを見る!
純利益とは、企業が稼いだお金から諸経費をすべて差し引きして最後に残る利益のことです。純利益が伸びているかどうかは、企業の成長を評価するのに収益の拡大と合わせて見るべきポイントです。
さらに、純利益の伸びを収益の伸びと比較することが重要です。 純利益の成長率が収益の成長率を上回っている場合、企業の収益性が高まっていることを示しており、投資家にとっては朗報と言えます。
決算速報では、EPS(一株当たり純利益)を見てください。
純利益はつまるところEPSとして示される点が、米国株式の決算に慣れていない日本人の投資家にとって難しく思える点かもしれませんね。米国の主要な会社の決算まとめを、数四半期は見るなどして慣れることをオススメします!
3、実際の結果とアナリストの予測の比較
収益とEPSの実際の結果をアナリストの予想と比較して、どのくらいの乖離があったのかを見ましょう。決算速報では、実際の結果と予想という形でまとめられているものが大半です。アナリストは決算発表に先立って、大企業の収益、純利益(EPS)のコンセンサス予想を行っています。
収益とEPSがコンセンサス予想を上回った場合、投資家が好感して短期的に株価が上昇することがあります。 逆に、実際の数値が予想を下回った場合、株価の下落要因となる可能性もあります。
実際に発表された収益が、前年同期比と比較してどう推移したかも合わせて見ると良いでしょう。
4、次期のガイダンス VS アナリスト予想
一部の企業は、決算発表時に次の四半期のガイダンス(収益予想)を公表する場合があります。
ガイダンスがアナリストの予想を上回るものであれば、株価は短期的に上昇する可能性があります。 逆に、ガイダンスが予想を下回るものである場合、株価の下落要因となる可能性があります。
短期的な値動きに関しては、現在の業績よりも将来の期待の方が重要であることを知っておいたほうがよいでしょう。
収益、EPS、ガイダンスのうち、特に重要なのは将来の期待を導くガイダンスです。
いずれもアナリストの予想と実際の結果を比較することが重要である点がお分かりいただけましたか?
最後にひとつ。収益や純利益の成長率は実績数値であり、決算発表時には既に株価に織り込まれている可能性があることをお忘れのないようにしてください。
これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。こちらの投資情報は説明目的の用途でのみ提供されており、すべての投資家にとって適切であるとは限りません。 詳細情報
