値幅制限
日本株式市場における値幅制限
日本の株式市場における「値幅制限」とは、株価が1日に変動できる範囲を制限するルールのことです。
値幅制限は、市場の行き過ぎた変動を防ぎ、投資家を保護するために取引所が設けています。
ストップ安とストップ高
株価は前日の終値からどれだけ上下することができるか、上限と下限が設定されています。この範囲を「値幅制限」と呼びます。株価が値幅制限の上限に達すると「ストップ高」、下限に達すると「ストップ安」となり、その日の残りの時間においては、その価格を超える取引ができなくなります。

値幅制限の理解が重要な理由
ストップ高やストップ安になった銘柄の動向を注視することで、取引のチャンスを見つけられる可能性があります。そのためには、どのような理由でストップ高、もしくはストップ安になったかも知るようにしたほうが良いでしょう。
値幅制限を知ることで、その日の取引可能な価格範囲を把握し、あらかじめ指値を設定をするなど、取引の計画を立てやすくなります。
急激な価格変動から投資を守るという意味では、制限の中での売買にとどまるため、パニック売買を避け、リスク許容度に照らし合わせた冷静な取引ができるでしょう。

値幅制限を知る
moomooアプリでは、日本株個別銘柄ページから当日の値幅制限(ストップ高・ストップ安)を知ることができます。
日本市場では、個別銘柄の株価によって値幅制限の幅が異なります。また、値幅制限が一時的に拡大されることもあります。
※制限値幅は取引所により、臨時に変更されることがあります。
呼び値ご参考:(作成中)
値幅制限4倍拡大ルール
日本株については、2営業日連続で次のいずれかに該当した場合、その翌営業日から制限値幅が4倍に拡大されます。
ストップ高/安となり、その日の出来高が0株。「出来高が0株」とは、その日1日でその株式の取引が一切成立していないことを意味します。
後場の出来高が0株、後場終了時に限りストップ高/安での取引が成立し、かつ、ストップ高/安に、売/買の注文が残っている場合。(後場の引けでその日初めての取引がストップ高/安で成立しますが、その日の出来高はその取引のみで、他に取引がないこと)
大幅な需給の偏向や過当投機などによって値幅が拡大すると、冷静な投資判断ができづらくなり、不測の損失が出る可能性があります。一方で、値幅拡大時の売買を得意とするトレーダーもいます。
大きな値動きを伴った銘柄の「値幅を取りに行く」トレードは、経験が少なく慣れないうちはリスクも高いです。デモトレードから始めてみるか、挑戦する場合は少額からにしたほうが良いかもしれません。
米国株の場合はどうでしょうか?米国の取引所には値幅制限の制度は存在しません。ただし、ニューヨーク証券取引所やNASDAQには「サーキットブレイカー制度」があります。
米国のサーキットブレイカー制度
米国のサーキットブレイカー制度は、株式市場全体、または特定の銘柄に対する取引を、価格が急激に変動した場合に一時的に停止する制度です。株式市場が大幅に下落するなど、極端な市場状況の際に発動されます。サーキットブレイカーが発動されると、株式市場全体の取引が一定時間停止され、市場の冷静な判断を促します。
値幅制限もサーキットブレイカー制度も、どちらも市場の過度な変動を抑制し、投資家を保護する目的で設けられています。

個人投資家が株式投資を行う際には、このような取引に関するルールを理解し、それを踏まえた上での投資判断を下すことが大切です。
これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。こちらの投資情報は説明目的の用途でのみ提供されており、すべての投資家にとって適切であるとは限りません。 詳細情報
