米国株式市場の概要

05/19 07:29

米国の主な2大証券取引所

米国株式市場は、概ねニューヨーク証券取引所(NYSE)とナスダック(NASDAQ)の2大証券取引所に二分されています。NYSEとNASDAQの時価総額規模は、いずれも世界トップクラスを誇っています。

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1792年に設立されたNYSEは、2007年に欧州のユーロネクストと合併し、「NYSEユーロネクスト」と呼ばれる証券取引所を運営。現在はインターコンチネンタル取引所 (ICE) 傘下で運営されています。我々の日常生活に馴染みの深い世界最大の飲料メーカーであるコカ・コーラ( $コカコーラ (KO.US)$ )や、世界的なスポーツメーカーであるナイキ( $ナイキ クラスB (NKE.US)$ )がNYSEに上場しています。また、トヨタや「ユニクロ」で知られるファーストリテイリングも、米国預託証券(ADR)を発行する形でNYSEに上場しています。

1971年に世界初の電子株式取引所として開設されたナスダックには、多くのハイテク企業が上場しています。ナスダックは2007年5月にスウェーデン証券取引所の運営会社OMXを合併し、新たに「NASDAQ OMXグループ」を発足させました。GAFAMとして知られるアルファベット( $アルファベット クラスC (GOOG.US)$ )、アマゾン(AMZN $アマゾン・ドットコム (AMZN.US)$ )、メタ( $メタ・プラットフォームズ (META.US)$ )(旧社名:フェイスブック)、アップル( $アップル (AAPL.US)$ )、マイクロソフト( $マイクロソフト (MSFT.US)$ )はいずれもナスダックに上場しています。また、日本人の生活にも馴染みのあるネットフリックス( $ネットフリックス (NFLX.US)$ )やスターバックス( $スターバックス (SBUX.US)$ )もナスダックに上場しています。

2022年末時点で、ニューヨーク証券取引所とナスダックの上場企業数は、それぞれおよそ2,500社、3,700社でした。また、日本、中国、ブラジルなどのADRを含め、世界の大手企業がNYSEまたはNASDAQのいずれかで重複上場を行っています。

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米国株の代表的な株価指数(インデックス)

米国株式市場を代表する株価指数として、「ダウ工業株30種平均」、「ナスダック総合指数」、「S&P500指数」の3つが挙げられます。これらの指数は米国株投資において非常に重要な役割を果たしており、それぞれの特徴を理解することが大切です。以下に3つの主要な指数について説明します。

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NYダウ

NYダウ(ダウ工業株30種平均)は、世界で最も有名で、かつ米国で最も歴史のある株価指数です。この指数は、アップル( $アップル (AAPL.US)$ )やマクドナルド( $マクドナルド (MCD.US)$ )など、ダウ・ジョーンズ社が選定したアメリカを代表するハイクオリティ企業30銘柄で構成されています。ただし、構成銘柄が30銘柄に限られているため、米国株式市場全体の動きを反映する指標とは見なされていません。この点で、東京株式市場の日経225指数と似た特徴を持つと考えられます。

896年に12銘柄で算出が始まり、1916年には20銘柄、1928年には30銘柄まで拡大されました。以降、不定期で構成銘柄の入れ替えが行われており、時代の流れを反映しています。例えば、ダウ平均創設時から含まれていたゼネラル・エレクトリック( $GE エアロスペース (GE.US)$ )は、2018年6月に構成銘柄から除外されました。

ナスダック総合指数

ナスダック総合指数は、ナスダック市場に上場しているすべての銘柄を対象に、1971年2月5日の値を100として算出される時価総額加重平均型の株価指数です。特に、GAFAMをはじめとする多くのハイテク・IT関連企業が上場しているため、テクノロジー系銘柄の動向を示す重要な指数として広く注目されています。

また、ナスダック100指数は、ナスダックに上場している全銘柄の中から時価総額が大きい100銘柄で構成されており、世界を代表するテクノロジー系企業の動向を表す指標として利用されています。

S&P500指数

S&P500指数は、スタンダード・アンド・プアーズ社が全主要業種を代表する500社を選定し、1941年から1943年の平均値を10として算出した時価総額加重平均型の株価指数です。この指数は、NYSEやNASDAQに上場している500社で構成されており、その時価総額は米国株式市場全体の約80%をカバーしています。そのため、米国市場全体の動向を反映する株価指数として見なされています。

また、S&P500指数に連動するインデックス資産や、この指数を運用の比較対象とするインデックス資産の合計は、7兆ドルを超える規模に達しています。その影響力は非常に大きく、世界で最も重要な株価指数の一つと言えるでしょう。

以上が米国株式市場の概要です。これらの証券所の特性を把握した上で、具体的なETFや個別株などの投資商品を探してみると、投資したい銘柄が見つけやすくなるかもしれません。

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。こちらの投資情報は説明目的の用途でのみ提供されており、すべての投資家にとって適切であるとは限りません。 詳細情報

目次
米国の主な2大証券取引所
米国株の代表的な株価指数(インデックス)