りょうちゃんママ
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東証からの改善要請もあり、PBR(株価純資産倍率)が1倍を超えているかどうかは、上場企業が“勝ち組”かどうかの分水嶺のような見られ方もしている。
PBR1倍を超えるためには、まずROE(自己資本利益率)8%以上を目指すべきとの指摘もあるが、ROEは8%超であるにもかかわらず、PBRが1倍以下にとどまっている企業も少なくない。これらの企業の中には、業界で国内3番手以降という立ち位置もネックとなり、将来的な成長性に対する懸念から株価が伸び悩んでいるとみられるケースもある。
そこで、PBRが1倍未満ながら前期のROEが8%以上あり、アナリストからも高い評価を受けている“3番手以降”の3銘柄の「成長性」と株主還元方針をまとめる。
【銘柄ピックアップの条件】
・PBRが1倍未満
・前期ROEが8%以上
・アナリストによる平均目標株価が現在の株価を上回っている
・プライム上場企業
・時価総額が5000億円以上
・業界内での売り上げ規模が3番手以降
◆ $マツダ(7261.JP$:EVシフ...
PBR1倍を超えるためには、まずROE(自己資本利益率)8%以上を目指すべきとの指摘もあるが、ROEは8%超であるにもかかわらず、PBRが1倍以下にとどまっている企業も少なくない。これらの企業の中には、業界で国内3番手以降という立ち位置もネックとなり、将来的な成長性に対する懸念から株価が伸び悩んでいるとみられるケースもある。
そこで、PBRが1倍未満ながら前期のROEが8%以上あり、アナリストからも高い評価を受けている“3番手以降”の3銘柄の「成長性」と株主還元方針をまとめる。
【銘柄ピックアップの条件】
・PBRが1倍未満
・前期ROEが8%以上
・アナリストによる平均目標株価が現在の株価を上回っている
・プライム上場企業
・時価総額が5000億円以上
・業界内での売り上げ規模が3番手以降
◆ $マツダ(7261.JP$:EVシフ...
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りょうちゃんママ
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日銀が17年ぶりの利上げを決定し、「金利のある世界」が幕を開けた。一般的に金利上昇は株式の押し下げ要因となりやすいが、急激な利上げはないとの見通しやイベント通過による安心感などから、日経平均株価は最高値を連日更新している。
特に銀行株は利ざや拡大による利益改善期待で目を見張るような上昇を続けている。日本を代表するメガ銀である $三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.JP$(MUFG)の株価は年初来から約30%上昇。コロナ禍を受けた大規模金融緩和が続いていた21年年初比では3.5倍の株価水準だ。
多くの銀行株はすでに大幅上昇しており、調整を迎えるのではとの懸念もあるが、TOPIX銀行業指数のPER(株価収益率)は、直近で12.41倍となっており、20年の10.62倍と比べてもそこまで割高になったとは言えない。調整があっても短期的との見方を示す市場関係者の声も聞かれる。また、資金効率の高さをみるROE(自己資本利益率)は20年の3.36%から...
特に銀行株は利ざや拡大による利益改善期待で目を見張るような上昇を続けている。日本を代表するメガ銀である $三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.JP$(MUFG)の株価は年初来から約30%上昇。コロナ禍を受けた大規模金融緩和が続いていた21年年初比では3.5倍の株価水準だ。
多くの銀行株はすでに大幅上昇しており、調整を迎えるのではとの懸念もあるが、TOPIX銀行業指数のPER(株価収益率)は、直近で12.41倍となっており、20年の10.62倍と比べてもそこまで割高になったとは言えない。調整があっても短期的との見方を示す市場関係者の声も聞かれる。また、資金効率の高さをみるROE(自己資本利益率)は20年の3.36%から...
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りょうちゃんママ
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利下げ開始時期が遠のくなかで労働市場に減速の兆しが見え始めています。
米新規失業保険申請件数の4週移動平均は20万7750件に増加し、昨年11月以来の大幅増を記録しています。
FRBは利下げ開始時期が遅れることで不必要な景気後退を招くリスクに直面しています。
ただし、景気後退への懸念から長期債が買われていることを考えると、株式市場にとっては追い風です。
米新規失業保険申請件数の4週移動平均は20万7750件に増加し、昨年11月以来の大幅増を記録しています。
FRBは利下げ開始時期が遅れることで不必要な景気後退を招くリスクに直面しています。
ただし、景気後退への懸念から長期債が買われていることを考えると、株式市場にとっては追い風です。
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