利下げ開始時期が遠のくなかで労働市場に減速の兆しが見え始めています。
米新規失業保険申請件数の４週移動平均は20万7750件に増加し、昨年11月以来の大幅増を記録しています。
FRBは利下げ開始時期が遅れることで不必要な景気後退を招くリスクに直面しています。
ただし、景気後退への懸念から長期債が買われていることを考えると、株式市場にとっては追い風です。

2020年代は大型株の時代から小型株の時代へとシフトすると考えています。
しかし、小型株は大型株とは異なり、バイ&ホールド戦略が通用しにくいですから、投資のスキルがこれまで以上に求められると思います。
そこで「バフェット太郎流　米小型グロース株投資の極意」を書いたので良かったら読んでみてください。
レポートの付与条件などは↓こちら↓を参照してください。

エヌビディア（NVDA）が第3四半期（10月期）決算を発表しました。
EPSは予想3.39ドルに対して結果4.02ドルでした。
売上高は予想161.1億ドルに対して181.2億ドルでした。
売上高成長率は前年同期比＋206%でした。
ガイダンスは第4四半期の売上高見通しが、予想178.2億ドルに対して新ガイダンス200.0億ドルが発表されました。
決算はコンセンサス予想を上回りましたが、第4四半期の中国向け売上が”著しく低下”するとの見通しが示されたことで、時間外取引で1.5%安と下げてます。

金が下降トレンドチャネルのトレンドラインを上にブレイクアウトできるかに注目しています

現在、ほぼフルインベストメントにしています。内訳は新興・途上国59%、米国株39%、ビットコイン2%といった感じです。
S&P500は短期的に見ればまだ下がる可能性はあるものの、ここから大きく下げる可能性は低いです。
それよりも米国株は例年、秋から年末にかけて大きく上昇する可能性があることを考えれば、十分なポジションを持っていないことがリスクになると思います。

長期金利は16年ぶりに4.5%をつけました。S&P500は7月の高値から10%程度下げると思います。底打ちは10月を予想しています。

FOMCを来週に控える中、長期金利の上昇を受けてS&P500は再び50日移動平均線を割り込みました。（９月の月間騰落率は今のところ1.3％安）
UAW（全米自動車労働組合）のストライキがインフレ懸念に繋がっています。
夏から秋にかけての調整局面は来週から本格的に始まると思います。

エネルギー株ETFはこれまでリセッションが確実視されていたことから誰も買えなかったけど、ソフトランディングの可能性が高まってる今、反動で買われやすくなってます。
原油需給も世界的に逼迫しているし、これからさらに上昇すると思います。

SBGはARMの評価額を1ヶ月前の640億ドルから500-600億ドルに引き下げるとのこと。
AIブームに乗るはずが、わずか1ヶ月で価値が2割も減るってAIブームも終わりが近いのでは？

元セントルイス連銀総裁のブラード氏「リセッション懸念は吹き飛んだ」
ジャクソンホール会議でパウエル議長が勝利宣言しそう。
Recession Fears Have Been ‘Blown Out of the Water,’ Long-Serving Fed President Says