3月の中国石油需要は増加=JODI
共同石油統計イニシアチブ(JODI)によると、3月の中国の石油製品需要は日量で前月比130万バレル増の日量1663万バレルとなった。需要は2023年並の高水準で推移している。石油需要の動向からすると、中国経済に陰りはみられない。MINKABU PRESS
【市場の声】中国石油化工、下流部門の利益率低下
CCBインターナショナルのアナリスト、ヘレン・ロー氏は中国石油化工(シノペック)について、下流部門(石油精製と石化)で利益率に下押し圧力が掛かっていると述べている。 同氏によると、同社の2024年1-3月期(第1四半期)業績は市場予想を下回った。石化製品の価格下落が営業利益を圧迫し、業績全体の重しとなったという。 CCBは向こう2年間の業績予想を引き下げた。1-3月期業績の下振れのほか、24年の石
ペトロチャイナ、1-3月期は増収増益 販売増で
中国国有石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が29日発表した1-3月期(第1四半期)決算は増収増益となった。主に石油・ガス製品の販売量の増加が寄与した。 純利益は前年同期比4.7%増の456億8000万元、売上高は10.9%増の8121億8000万元だった。 増収の主な要因として、精製油、天然ガス、化学製品の販売量の増加を挙げた。 原油の平均実勢価格は1バレル当たり75.41ドルと、前年同期
来週の中国主要企業決算 29日に集中 中国銀行や中国石油天然気、EV最大手の比亜迪(BYD)
来週の中国主要企業決算 29日に集中 中国銀行や中国石油天然気、EV最大手の比亜迪(BYD)*は金融株28日(日) 中国石油化工29日(月)中国石油天然気中国工商銀行* 中国農業銀行* 中国銀行*中国建設銀行*招商銀行* 比亜迪上海汽車集団 中遠海運控股中国中鉄無錫薬明康徳新薬開発保利置業集団 ※予定は変更することがあります
仏トタルエナジーズと中国シノペック、持続可能航空燃料で協力
フランスのエネルギー大手トタルエナジーズは中国石油化工(シノペック)との間で、持続可能な航空燃料の製造装置の開発に関する合意書に調印した。 両社が共同で所有するこの装置は、年間23万トンの続可能な航空燃料を生産する能力を持ち、地元の廃棄物や循環経済からの残留物を処理する。 トタルエナジーズのパトリック・プヤンヌ会長兼最高経営責任者(CEO)は、「持続可能な航空燃料の開発は、二酸化炭素排出量を削減す
ペトロチャイナ、23年は過去最高益 原油安で売上高は減少
中国国有石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が25日発表した2023年決算は、営業費用の低下が寄与して過去最高益を達成した。一方、原油安が響いて売上高は減少した。 23年の純利益は前年比8.3%増の1611億5000万元で、同社によると「過去最高」。ただ、ファクトセットがまとめたアナリスト予想の1616億6000万元はわずかに下回った。 売上高は前年比7.0%減の3兆0110億元で、アナリス
PetroChinaはFYの結果を報告しています。
中国石油化工株式会社が年次結果を報告
中国シノペック、23年12月期は13%減益
中国石油化工(シノペック)が発表した2023年12月期決算は、世界的な原油価格の変動を背景に減益となった。同社では24年もこうした傾向が続くとみている。 利益は13%減の583億1000万元(前年同期は669億3000万元)。 売上高は3兆2100億元と、前年の3兆3200億元から減少した。原油価格の下落が響いた。 シノペックは、原油価格が24年は需給動向や地政学、在庫水準の変化から「中~高水準で
【市場の声】香港株は3日続伸、好決算相次ぐ
22日の香港株式相場は3日続伸。ハンセン指数は前日比1.45%高の1万6742.95で引けた。週初からの上昇率は2.47%に達した。 予想以上に好調な企業決算や石油価格の上昇、投資家の信頼感を回復させようとする中国政府の取り組みが追い風となった。 個別銘柄では、好決算を発表した中国のオンライン旅行大手、トリップドットコムが7.3%上昇。2022年以来初めて増収となったパソコン大手レノボ・グループは
【市場の声】香港株は反発、7カ月ぶりの上げ幅
6日の香港株式相場は反発。ハンセン指数は前日比4.0%高の1万6136.87で引け、1日の上昇幅としては昨年7月以来の大きさを記録した。 政府系投資会社の中央匯金投資が同日、上場投資信託(ETF)の買い増しを表明したことで投資家心理が好転したとみられる。 個別銘柄では、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)が10.1%高、製薬会社の翰森製薬集団(ハンソー・ファーマシューティカル・グループ
DJ-【市場の声】香港株は続伸、中国の預金準備率引き下げを好感
25日の香港株式相場は続伸。中国人民銀行(中央銀行)の予想外の預金準備率引き下げを受け、投資家心理が好転した。 ハンセン指数は前日比2.0%高の1万6211.96で引けた。大手ハイテク株で構成されるハンセンテック指数は0.9%上昇した。 中国の規制当局が国有企業の業績を判断する際に株価を重要な指標とみなすと発表したことを受け、国有企業株が値上がり上位に入った。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイ
中国石油は第3四半期の結果を報告します。
DJ-中国石油化工、7-9月期は34%増益 販売量増加で
中国石油化工(シノペック)が26日発表した7-9月期(第3四半期)決算は34%の増益だった。石油製品の販売量増加が寄与した。 純利益は調整後ベースで178億6000万元(前年同期は133億2500万元)。売上高は4.2%増の8762億6000万元だった。 1-9月期の石油精製品の販売量は前年同期比19%増の1億8055万トン。国内販売量は前年同期比17%増の1億4261万トンで、中国国内の需要が拡
中国石油化学股份有限公司が第3四半期の結果を報告
ペトロチャイナが上半期の業績を報告
DJ-中国石油化工、1-6月期は19%減益 需要低迷で
中国石油化工(シノペック)が27日発表した1-6月期(上半期)決算は19%超の減益だった。ナフサや石油コークスなどの化学製品や一部の精製製品の需要低迷が主因。 純利益は361億2000万元で、売上高は前年同期比1.1%減の1兆5900億元。 同社は減収の原因について、原油や石油精製品、化学製品の価格低下と石油化学製品の販売量減少と説明した。 7-12月期については、1040億元の設備投資を予定して
DJ-【市場の声】ペトロチャイナ、ガス料金の高騰で恩恵か=シティ
シティのアナリストは中国国有石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)について、北海ブレント先物価格は前四半期から下落したものの、都市ガス料金の高騰や高水準のコア精製粗利益、輸入ガスの損失減が、4-6月期(第2四半期)の業績を押し上げる可能性が高いと述べた。 アナリストは、今年のガス料金の上昇が石油価格の下落を相殺し、同社の4-6月期純利益は前期比7%減になるとみている。 ロシアから原油パイプライ
DJ-【市場の声】中国シノペック、4-6月期は在庫評価損が重しに
シティのアナリスト、トビー・シェック氏は中国石油化工(シノペック)について、4-6月期(第2四半期)は精製・販売部門での在庫評価損が利益を下押しする公算が大きいと述べた。 4-6月期の純利益は前期比16%減少すると予想。同業の中国石油天然気(ペトロチャイナ)は7%減の見込みだと指摘した。 また、ロシア産原油へのエクスポージャーが小さいため、割安な同原油による恩恵はさほど受けないとの見方を示した。
香港株は堅調、石油・ハイテク株が主導
12日の香港株式相場は上昇している。ハンセン指数は前日比1.07%高の1万8858近辺で推移。石油株とハイテク株が上げを主導している。