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自動車セクターはさらに上振れ!?会社予想はまだ保守的との声 生産拡大や円安継続で

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moomooニュース日本株 コラムを発表しました · 2023/11/14 19:44
23年9月期決算で自動車メーカー7社はいずれも会社計画を上方修正したが、ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)は、修正後の会社計画も総じて保守的とみており、着地はトヨタ自動車、ホンダ、マツダを筆頭に会社計画を上振れる可能性があると予想している。
今期会社計画を10%上回る営業増益予想
BIは、部品不足の緩和による生産拡大、諸費高騰の反落、旺盛な新車需要などから2024年3月期と25年3月期の2年にわたる営業増益を想定。24年3月期の7社合計の営業利益予想は、会社計画が58%増であるのに対して、BI予想では68%増としている。特に、トヨタ自動車、ホンダ技研工業、マツダについて、BIは会社計画を7-9%上回ると予想する。営業利益率の改善幅についても会社予想より大きく見込む。また、各社の想定為替レートは1ドル139-141円と、足元の為替レートより円高のため、この状況が継続した場合には円安が業績の押し上げ要因になるとしている。
PBR1倍超えはトヨタとスズキのみ
好業績が見込まれていても、メーカー7社で株価純資産倍率(PBR)が1倍を超えているのはトヨタ自動車、スズキのみにとどまっており、割安感が強い状態が続いている。
最高益予想の銘柄が上昇中
BIは自動車セクターの株価は引き続き堅調な推移が続くと予想している。年初来からの騰落率が高いのはトヨタグループのバリューチェーンに深く関与している豊田通商で、トヨタ自動車の生産回復による恩恵をしっかりと受けている。三菱自動車は、円安による利益押し上げで業績は上振れしたものの、東南アジアでの販売が不調で株価は唯一さえない。騰落率上位のトヨタ自動車、豊田通商、マツダ、豊田自動織機、ホンダ、スズキ、デンソーなどは今期に最高益を計画している。
自動車セクターはさらに上振れ!?会社予想はまだ保守的との声 生産拡大や円安継続で
―moomooニュースKathy
出所:Bloomberg、各社IR資料、moomoo
免責事項:このコンテンツは、Moomoo Technologies Incが情報交換及び教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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