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東京市場サマリー:日経平均小反発、商社株上昇 バフェット効果による株高は7月初旬までか

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moomooニュース日本株 コラムを発表しました · 2023/06/20 01:22
東京市場サマリー:日経平均小反発、商社株上昇 バフェット効果による株高は7月初旬までか
Moomooユーザーの皆様、こんにちは!大引けお疲れ様でした。本日の株式相場概況は以下の通りです。よろしくお願いします。
●日経平均は前営業日比18.49円高の33388.91円で終了
●四半期決算報告の廃止、今国会の法改正見送り 金商法
●商社株が逆行高 バフェット効果は7月初旬までか
●ニデック永守会長、M&Aは1兆円規模も視野-売上高10兆円目標へ
●円の貿易加重平均指数が20年ぶりの低水準に、内外政策ギャップ拡大
●ハト派日銀の影響で日本の信託銀行による超長期債の買いが過去最高に
●注目銘柄: $三菱商事(8058.JP)$ $伊藤忠商事(8001.JP)$ $ニデック(6594.JP)$など
ーmoomooニュース日本株

市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比18.49円高の33388.91円、東証株価指数(TOPIX)が6.65ポイント安の2283.85で終了した。
トップニュース
ハト派日銀の影響で日本の信託銀行による超長期債の買いが過去最高に
日本銀行がイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)政策を修正するとの憶測が後退する中、日本の信託銀行による超長期国債の購入額が5月に過去最高額となった。

円の貿易加重平均指数が20年ぶりの低水準に、内外政策ギャップ拡大
円安が加速する中、貿易加重平均の円指数が20年以上ぶりの低水準に落ち込んでる。ドイツ銀行が算出する貿易相手国に対する円の強さを示す指数は19日、データがさかのぼれる2000年以降の最低水準で引けた。日本銀行の超金融緩和政策と欧米の中央銀行のタカ派姿勢との間に広がるギャップに、円は再び巻き込まれた。

日本の為替介入、容易にならず 米監視対象から外れたが
円安進行を受けて、日本の通貨当局による円買い介入の可能性が意識され始めた中、米財務省が16日、為替政策に関する監視対象のリストから日本を外すと発表した。日本が介入をやりやすくなったとの解釈も出ているが、そう単純ではなさそうだ。むしろ、介入を実施できた2022年9〜10月と比べて、米側の理解を得るのが難しくなっている面も指摘される。

植田総裁が繰り返した「不確実性」 日銀修正、圧力は円安と海外金利高に
金融・資本市場で日銀による大規模な金融緩和の修正観測が後退している。植田和男総裁が物価の先行きについて「不確実性が高い」との主張を繰り返したためだ。今年度半ばにかけて消費者物価指数(CPI)がプラス幅を縮めた後、再加速するかは現時点で見通しにくい。そのため、市場では日銀も早期の政策修正に慎重な姿勢を続けるとの見方が広がりつつある。

電力カルテル、西村経済産業相「厳正に対処」
西村康稔経済産業相は20日の閣議後の記者会見で、大手電力会社の企業向け電力販売などのカルテル問題に関して「電気事業の健全な発展に大きな支障を及ぼす恐れがあり、極めて遺憾だ」と述べた。経産省の電力・ガス取引監視等委員会の勧告を受けて「厳正に対処したい」と強調した。

輸出船契約、5月は57.5%減 鋼材価格高で発注伸びず
日本船舶輸出組合(東京・港)が20日発表した5月の輸出船契約実績(受注量)は、前年同月比57.5%減の49万総トンだった。前年同月を下回るのは3カ月連続。鋼材価格が高止まりして船価が上昇しており、船主が発注に慎重になっていることが影響した。

四半期決算報告の廃止、今国会の法改正見送り 金商法
政府・与党は20日、四半期報告書の廃止を盛り込む金融商品取引法改正案など内閣提出2法案の今国会成立を見送った。21日の参院本会議で継続審議の手続きにかける見通しだ。与野党が対決した法案の成立遅れなどの影響を受けた。

邦銀の海外投融資、2期連続増加 3月末4.7兆ドル
日銀が20日発表した国際決済銀行(BIS)の統計によると、3月末の邦銀の国際与信残高(最終リスクベース)は4兆7752億ドル(約678兆円)と2期連続の増加となった。米国の金利低下を見込んで米国債への投資を増やす傾向などがみられた。

注目銘柄
商社株が逆行高 バフェット効果は7月初旬までか
20日の東京株式市場で日経平均が続落するなか、商社株の逆行高が目立った。 $三菱商事(8058.JP)$ $伊藤忠商事(8001.JP)$など5大商社株はそろって上場来高値を更新。 $住友商事(8053.JP)$はPBR(株価純資産倍率)1倍を回復した。著名投資家のウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイの商社株買い増しが手掛かりだが、市場では「バフェット効果」による株高の持続性に慎重な見方も出始めている。

ニデック総会で永守氏、空飛ぶクルマ「いずれ一家に一台」
$ニデック(6594.JP)$の永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)は20日、2023年の定時株主総会で、後継者と目される次の社長は「株価を上げられる」ことが条件になるとの考えを示した。18日にモーター部品事業への参入を発表した「空飛ぶクルマ」は「将来は皆さんが1台ずつ持つ」時代がくると予測した。

ニデック永守会長、M&Aは1兆円規模も視野-売上高10兆円目標へ
$ニデック(6594.JP)$の永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)は20日、企業の合併・買収(М&A)について、今後は規模の大きいものも検討し、「場合によっては1兆円規模くらいの会社を買収する」と述べた。

ソニーG十時社長、金融事業「分離後も連携継続」
$ソニーグループ(6758.JP)$は20日午前、東京都港区で定時株主総会を開いた。5月の経営方針説明会で分離方針を発表した金融事業会社、ソニーフィナンシャルグループ(FG)について十時裕樹社長は「分離後も共にグループとしての連携を継続し強化する」と述べた。

ソニーが紡ぐ西陣織 AIのデザインで京都の織元を支援
$ソニーグループ(6758.JP)$が人工知能を使って京都の伝統的な高級織物「西陣織」を支援する取り組みを始めた。複雑なデザイン作成をAIで行い手間とコストを省く。地元企業などと連携し、市場が縮小しても産業として持続可能な体制を整える。伝統工芸品に限らず日本の製造業は技術継承や人手不足に悩む中小企業が多く、AIで課題を解決するモデルケースになる可能性がある。

スバル、マニュアル車も運転支援システム搭載へ
$SUBARU(7270.JP)$は20日、マニュアル車向けの運転支援システム「アイサイト」を開発し、今年の秋に発表予定の「BRZ」改良モデルに搭載すると発表した。これまではオートマチック車で採用しており、マニュアル車の搭載は今回が初めてになる。マニュアル車でも衝突回避など安全機能を高めるのが狙い。
配信元:日本経済新聞、Bloomberg、QUICK Money World
免責事項:このコンテンツは、Moomoo Technologies Incが情報交換及び教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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