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MA 移動平均線

1.概要 

移動平均線(Moving Average)は、ローソク足に絡むように描かれており、一定期間の価格の終値の平均値を繋ぎ合わせた折れ線グラフで、トレンド分析の代表格です。MA5、MA10、MA20、MA60、MA120、MA250はそれぞれ株価の5日、10日、20日、60日、120日、250日の移動平均線に相当します。 

 

2. 計算式

移動平均数=直近の終値+1本前の終値+2本前の終値…+(N-1)本目の終値)÷N


3. 参考見方

グランビルの法則

ジョセフ・グランビル氏が考案した法則で、価格と移動平均線の位置関係から売買のタイミングを判断する際に使用します。

【買いサイン】

①上向きになりつつある移動平均線を、価格が下から上に突き抜けた場合

②上昇中の移動平均線を価格が下回り、再度上回った場合

③上昇中の移動平均線の上にあって、平均線に向かって下降し、平均線の手前で反発した場合

④価格が移動平均線から大きく下方乖離した場合

【売りサイン】

①下向きになりつつある移動平均線を価格が上から下に抜いた場合

②下降中の移動平均線を上回ったものの、再度下落した場合

③下降中の移動平均線に向かって上昇したものの、抜けずに再び下落する場合

④上昇中の移動平均線から、価格が大きく上方乖離した場合


もう一つのメジャーな見方

買いの「ゴールデンクロス」、売りの「デッドクロス」

短期の移動平均線が上昇トレンドで、中・長期の移動平均線を下から上に抜けたときがゴールデンクロス。逆に短期の移動平均線が下降トレンドで、中長期の移動平均線を上から下に抜けたときがデットクロスとなります。ゴールデンクロスが現れると通常相場が「強気」であることをあらわし、一方デッドクロスが現れると通常相場が「弱気」であると判断できます。


4. 特徴 

4.1 ローソク足のような大きな上下はなく、通常は緩やかな上昇と下落。

4.2 MAは通常、明確な上昇トレンドの後にのみ上方に伸び、明確な下降トレンドの後にのみ株価が下降し始める。ただし、安定定が高いほど反応は遅くなります。

4.3 株価の方向性を反映することができ、トレンド性がある。

4.4 株価がMAを下抜けると、MAは短期的な支持線となり、株価がMA付近まで下がると買いタイミングとなります。逆の場合は売りタイミングとなります。

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。こちらの投資情報は説明目的の用途でのみ提供されており、すべての投資家にとって適切であるとは限りません。また、こちらの内容には何人の投資家の個人的な投資目的、経済状況についての考慮は含まれておらず、個人への投資アドバイスではありません。投資家の皆様が投資判断を下される際には、ご自身の状況に基づき、情報の適切性のご検討をお願いいたします。過去の投資実績は、将来の成功を保証するものではありません。すべての投資は、リスクや元本割れの可能性を免れることが出来ません。moomooは、上記内容の真実性、完全性、正確性、いかなる特定の目的への適時性について、何の表明や保証もいたしません。