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KDJ ストキャスティクス

1. 概要 

ストキャスティクス(stochastics)は、RSI同様で相場の買われ過ぎ・売られ過ぎを判断する分析手法で、オシレーター系の指標です。KDJは、K・D・Jという3本のラインで構成されます。


2. 計算式

ストキャスティクスは、n日以内の買われすぎ、売られすぎの状態を計算するものです。

まず、n日、n週等RSVを算出し、次にK、D,Jのをそれぞれ再計算します。

一般的にnは9日を使用します。

RSV(n日)=(終値n-安値n)/(高値n-安値n)×100

K=2/3×前日K+1/3×当日RSV

D=2/3×前日K+1/3×当日K

J=3×当日K-2×当日D


3. 参考見方

基本的には、「ボックス相場」で最も効果を発揮し、逆張りシグナルとして利用します。

K>90で買われ過ぎ、<10で売られ過ぎ;

D>80で買われ過ぎ、<20で売られ過ぎ;

J>90で、連続5日の場合は買われ過ぎて反転して下がる可能性が高く、連日<10の場合、売られ過ぎて底打ちの可能性が高くなります。

買いサイン:

KとDが20%以下まで下がり、K線が下からD線を抜いた際、ゴールデンクロスになるので買いシグナル。

Kが50以下で、連続二回D線を抜いてW底を形成すると株価は上がりやすくなります。

売りサイン:

KとDが80%以上まで上がり、K線が上からD線を抜いた際、デッドクロスになるので売りシグナル。

Kが50以上で、連続二回D線を抜いてM天井を形成すると株価は下がりやすくなります。


4. 特徴

4.1 K、D、Jラインはモメンタム、RSI、移動平均を組み合わせたもので、短期・中期操作に適しています。

4.2 DはKに由来するため、Kよりも緩やかに変動します。

4.3 短期的な買われすぎや売られすぎはRSIよりも正確で、明確な売買シグナルを示すことができます。

4.4 株価の変動から、株価や市場全般の動向を判断することができ、参考性の高いテクニカル指標です。

4.5 この指標は出来高の少なすぎる銘柄には不向きですが、注目銘柄にはより正確です。

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。こちらの投資情報は説明目的の用途でのみ提供されており、すべての投資家にとって適切であるとは限りません。また、こちらの内容には何人の投資家の個人的な投資目的、経済状況についての考慮は含まれておらず、個人への投資アドバイスではありません。投資家の皆様が投資判断を下される際には、ご自身の状況に基づき、情報の適切性のご検討をお願いいたします。過去の投資実績は、将来の成功を保証するものではありません。すべての投資は、リスクや元本割れの可能性を免れることが出来ません。moomooは、上記内容の真実性、完全性、正確性、いかなる特定の目的への適時性について、何の表明や保証もいたしません。