【市場の声】NZゼロ、価格変更で25年3月期のARPU最大2%増加か
シティのアナリストはニュージーランドの企業向けソフトウエア会社ゼロについて、オーストラリアでの価格設定を変更することで2025年3月期の1ユーザー当たり平均収入(ARPU)が最大2%増加する可能性があると述べた。 オーストラリアの会計年度が6月30日で終了することを踏まえ、同国で値上げが早期に発表されたとした。 また、これに伴う製品パッケージの変更を前向きに捉えており、ゼロの広範な戦略の一環とみて
【市場の声】会計ソフトのゼロ、商品と価格変更が収入押し上げへ=ゴールドマン
ゴールドマン・サックスのアナリストらは、ニュージーランドのオンライン会計ソフトウエア会社ゼロについて、オーストラリアでの値上げと商品構成の簡素化が収入面で大きな恩恵をもたらすはずだと述べている。 アナリストらは全体的な値上げを好評価しているが、それは下位プランで8~9%、上位プランで最大14%となっている。 また、エントリーレベルのプランから一部機能を削除することで、ユーザーの中にはアップグレード
【市場の声】会計ソフトのゼロ、デピュティへの出資に疑問の声も
シティのアナリストはニュージーランドのオンライン会計ソフトウエア会社ゼロについて、シフト管理ソフトウエアのプラットフォームを手掛ける豪デピュティに2500万米ドル(約39億円)を出資したことは、資本を最大限に活用する最善策ではないと述べた。 ゼロは会計や支払い、そして給与計算などをインハウスで実施することに注力しており、デピュティと手を組むことはこの方針と一致するとアナリストは言及。その上で、今回
【市場の声】豪メガポート、高価値製品へのシフトなどを評価
マッコーリーのアナリストらはオーストラリアの通信会社メガポートについて、より価値の高い製品へのシフトやパートナーシップに関する発表は心強いものだと述べている。アナリストらは、複数の業績指標の改善を期待している。 アナリストらは2024年6月期の売上高ガイダンス(見通し)を容易に達成するはずだとし、強気を維持した。 期待されていた新規顧客獲得やサービスなどにおける改善は先送りされた。ただアナリストら
【市場の声】豪テクノロジー・ワン、控え目な業績見通し発表か
ベル・ポッターのアナリストはオーストラリアのソフトウエア企業テクノロジー・ワンについて、2024年9月期の利益の伸びが10~15%になるとの見通しを示した後、それを上回る業績を上げる可能性が高いとの見方を示した。 顧客向けリポートで、同社が税引き前利益の伸び率について通常のガイダンスを発表すると引き続き予想しているが、控え目な内容になるだろうと述べた。 同社が23年9月期の増益率を10~15%と予
【市場の声】豪ネクストDC、大型プロジェクトの実現に向け圧力も
ジェフリーズのアナリストはオーストラリアのデータセンター運営大手ネクストDCについて、13億2000万豪ドル(約1320億円)を調達した背景には、建設スケジュールを延長することなくより大規模で複雑なプロジェクトを実現する必要に迫られていることがあると述べた。 アナリストは前例のない需要を受け、ネクストDCも拡張計画を加速させることを受け入れたとしている。同社は大型の契約が以前は10~20メガワット
【市場の声】豪ネクストDC、借り入れ枠を拡大する可能性
ウィルソンズのアナリストらはオーストラリアのデータセンター運営大手ネクストDCについて、13億2000万豪ドル(約1310億円)の増資に伴い、金融機関と借り入れ枠拡大の交渉をすることになるだろうと述べた。 ネクストDCの設備拡張意欲は、同社の主要顧客からの需要の高まりを裏付けているという。 同社のS3・M3センターの能力を現在の水準から倍増させることは、将来の契約獲得の先行指標になるとウィルソンズ
【市場の声】豪ネクストDC、増資予定も投資判断変わらず
オーストラリアのデータセンター運営大手ネクストDC が予定している13億2000万豪ドルの増資は、同社に対するE&Pキャピタルのアナリスト、ポール・メイソン氏の見方を大きく変えるものではない。 メイソン氏は、需要の高まりからネクストDCが今後2年のうちに増資を実施するとすでに予想しており、今回の増資は市場に受け入れられるはずだと考えている。 最新の投資判断は「ポジティブ」、目標株価は22.94豪ド
豪ネクストDCが13.2億豪ドル調達へ、需要が過去最高に
【シドニー】オーストラリアのデータセンター運営大手ネクストDCは11日、全額引き受けのエンタイトルメントオファーを通じて13億2000万豪ドル(約1314億円)を調達すると発表した。世界的なクラウドコンピューティングへのシフトにより、同社のサービスに対する需要は過去最高に達している。 調達資金は、中核市場であるシドニーとメルボルンでデータセンターの開発と改装を加速させるために使用するとしている。こ
【市場の声】豪クオリア、K1の買収提示額は低過ぎ
ショー・アンド・パートナーズは豪ハイテク企業クオリアについて、米投資会社K1が1株0.40豪ドルでの買収を提案したが、ハイテク業界における最近の案件を踏まえると提示額は低過ぎるとみている。 アナリストのジュールズ・クーパー氏によると、ニトロ・ソフトウエア、エルモ、ウィスピアに対する買収提案の当初プレミアム(割増金)は平均67%で、取引完了時には93%に引き上げられた。 クオリアが損益分岐点に近付い
マーケットムーバー | Life360の株価が17%上昇し、CY24 Q1の運営メトリックを更新
サービス業の代表的企業である家族安全と位置情報サービスの主要企業であるLife360社は、2024年4月8日に発行した市場更新において、CY24 Q1の運営指標を発表しました。
【市場の声】豪株は続落、不動産・ハイテク株が売られる
3日のオーストラリア株式相場は続落。S&P/ASX200指数は前日比1.3%安の7782.5で引けた。各国中央銀行による利下げ時期が再び不透明な状況となる中、不動産株とハイテク株が売られた。
AUの朝のWrap:ASXが下落、エネルギー株が急騰
注目の株式:ウェストゴールド、マイティクラフト、ワイズテック。
【市場の声】オーストラリアの多角的金融会社は玉石混交=ジェフリーズ
ジェフリーズのアナリスト、サイモン・フィッツジェラルド氏とウィリアム・リチャードソン氏は、多角的金融サービス業務を手掛けるオーストラリア企業は引き続き玉石混交だと述べている。 AMPやチャレンジャーなどの金融系、ハブ24やネットウェルス・グループなどのテクノロジー系を含むこれらの企業は、異なるビジネスモデルと独自の収益エンジンを持っているという。 それでもジェフリーズは12月期の決算シーズンが予想
【市場の声】米ライフ360、広告計画で収益化改善か
モルガン・スタンレーのアナリストらは、家族向け位置情報共有アプリを手掛ける米ライフ360について、ユーザーへのアクセスを広告主に販売する計画は、既存顧客ベースの収益化改善や新規ユーザーのより迅速な収益化を意味すると述べた。 アナリストらは広告を販売することで、ユーザーが有料会員になった時点からではなく、アプリに登録した時点からの収益化が事実上可能になると指摘。これは営業レバレッジの改善か、営業また
【市場の声】NZ株は続落、観光関連株が重荷
18日のニュージーランド株式相場は続落。S&P/NZX50指数は前週末比0.3%安の1万1728.01で引けた。公益セクターの大型株が上昇したものの、観光関連株が売られ、指数を下押しした。
【市場の声】豪EMLの中核事業、センテニアル売却から恩恵
ウィルソンズのアナリストらは決済カード技術サービスを手掛ける豪EMLペイメンツについて、センテニアル事業の売却により中核事業に回帰することができるだろうと述べた。同社は非中核事業を手放すことで、残りの資産の業績改善に資本を振り向けることができる見通しだという。 ウィルソンズはまた、EMLの収益は金利上昇に伴う金利収入が追い風になっていると指摘。今後は収益の質を上げる必要があるとも警告している。 「
【市場の声】豪テクノロジー・ワン、追い風弱まるも投資判断「バイ」
ベル・ポッターのアナリスト、クリス・サベージ氏はオーストラリアのソフトウエア企業テクノロジー・ワンについて、主な追い風が弱まっているものの、既存顧客からの収益維持能力を示す売上維持率(NRR)は115%以上を保つことができるはずだとの見方を示した。 同社がソフトウエア・アズ・ア・サービス(SaaS)モデルへの移行をおおむね完了し、顧客のコストは従来比約2倍となるが、これによる影響は懸念していないと
【市場の声】豪アイレス、非中核資産をさらに売却も
ウィルソンズのアナリストらはオーストラリアの金融ソフトウエア大手アイレスについて、プラットフォーム部門と住宅ローン部門に続いて、さらに資産を売却する可能性があるとの見方を示した。 ソーシング事業の売却を検討するかもしれず、南アフリカ事業とカナダ事業も潜在的な選択肢になり得ると考えている。 顧客向けメモで、アイレスはプラットフォーム部門と住宅ローン部門の売却が完了したら、2024年12月期の調整後E
【市場の声】豪株は小反発 ハイテク株安を金融株が相殺
6日のオーストラリア株式相場は反発。S&P/ASX200指数は前日比0.1%高の7733.50で引けた。ハイテク株は1.4%安と相場の足を引っ張ったが、好調な金融株が一部相殺した。