大麻関連株が急騰していることで、今年だけで新規売に大きな損失を与えています。損失額は1億5千200万ドルに達しました。

大麻関連株が上昇していると同時に、新規売がセクターに反対し続けています。これにもかかわらず、今年だけで新規売が更に1億5千200万ドル投入することで、セクターの下落を予想しています。
S3 Partners LLCのレポートによれば、過去30日間に新規売は9100万ドル以上投入し、大麻関連株が更に下落することを予想しています。同時に、大麻関連企業の株価上昇に伴い、大麻が再分類されることや業界に対する金融サービスがよりアクセスしやすくなるSAFE Banking Act が米国議会で進展することに期待が高まっています。

今月、雑誌「MJ Biz Daily」の発行する「MJ PurePlay 100 Index」という、アメリカとカナダの大麻株式を集めた指数が19%急騰しました。
「もし急騰が過度であることが明らかになり、またこれらの施策の実現が予想よりも長引く場合、業界の株価が弱含み、セクター内での新規売が増加する可能性があります。」とS3の予測分析担当マネージングディレクターであるイホール・ドゥサニウスキーはレポートに述べています。

大麻関連株は、2018年10月の史上最高値から91%下落しています。業界はポジティブな業界ニュースに支えられています。
8月、米国麻薬取締局は、健康補佐官の勧告に従い、大麻の分類を再審査すると発表しました。また、SAFE法案が来週にも上院委員会で作業が進められる可能性が報道されました。

しかしながら、セクターにはまだ大きな不透明性が残されており、新規売たちはそれを短所として捉えています。SAFE Banking Actは以前に議会で否決されたことがあり、DEAによる再分類であっても、大麻は引き続き連邦レベルで違法とされます。

過去2年間、大麻業界における米国・カナダの126銘柄を追跡するS3のデータによると、新規売たちは10社に集中しています。過去30日間では、ティルレイブランズ社とキャノピー・グロース社に対する反対売買が最も多かったようです。