原題:ボーイング社Starliner宇宙カプセル発射計画がバルブの問題で再び遅延
出典:中央テレビニュースクライアント
米ボーイング社は現地時間8月13日、推進システムのバルブに問題があるため、同社のStarliner宇宙カプセルの2回目の無人飛行テストを少なくとも2ヶ月延期すると発表した。
今回の飛行テストは2020年12月に実施される予定で、国際宇宙ステーションとのドッキングを目指していたが、ボーイング社は何度も飛行テストを延期した。最近発射しようとしたのは8月3日だったが、打ち上げ当日の準備中、ボーイング社は宇宙カプセルに13の推進システムバルブが開いていないことを発見し、同社は再び発射を延期せざるを得なかった。
ボーイング社のエンジニアは現在、そのうちの9つのバルブの修復に成功しているが、ボーイングのジョン·ウォルマー副総裁は、宇宙カプセルを会社に持ち帰ってさらなる調査を行う必要があると述べた。現在ボーイング社はバルブを製造する会社と協力して、問題発生の確実な原因を確定し、可能な予防措置及び再設計が必要かどうかを分析している。
米航空宇宙局(NASA)によると、今回の飛行テストは8月に実施することは不可能で、10月中旬に延期される予定だ。(中央テレビ記者の許キン)
(編集王ヤオ)