$ソフトバンクグループ (9984.JP)$が5月13日大引け後(15:00)に24年3月期の連結決算を発表。売上高が前期比2.8%増の6兆7565億円、純利益が2276億円の赤字、3期連続の赤字となり、前期の9701億円の赤字からは改善した。通期の業績見通しを開示していない。
●売上高は前期比2.8％増の6兆7565億円。
●純利益は-2276億円。
●1株あたり純利益は-170.99円。
SVF事業からの投資損益
現在、主力事業としての投資事業が好転だ。SBGは傘下のビジョン・ファンドを通じて世界のテック企業やスタートアップに投資している。ビジョン・ファンド事業の投資損益は7243億円の黒字となり、前期の5兆2794億円の赤字からは改善した。
SBGは財務基盤の安定を受け、「AI（人工知能）革命」を実行に移していく。17年のビジョン・ファンドの始動以降、SBGは投資事業が中心だったが、今後の戦略はAI関連分野の実業に主軸を再転換する。
アームがNasdaq Global Select Marketへ上場
23年9月14日、アームが新規株式公開でNasdaq Global Select Marketへ上場。本新規株式公開において、当社 100％子会社がアームの普通株式を対象とした米国預託株式（ADS）1.03億ADSを売り出し、発行済株式総数の10％を占め、手取金51.2億米ドルを受領。本売出し後もアームは引き続き当社の子会社であるため、売却益は連結損益計算書に計上せず、連結財政状態計算書の資本剰余金に売却益相当額6,744億円（46.5億米ドル）を計上。
出所：日本経済新聞、ソフトバンクグループIR
moomooニュース - Kouchi