花旗は、申洲国際株式会社(02313)に対して、「買い」の格付けを与え、2024年から2025年の1株当たりの利益予測を3%〜4%上方修正し、目標株価を102香港ドルから108香港ドルに引き上げたという研究報告書を発表しました。
報告書によると、同社の2023年の売上高は市場の予想を下回るものの、同時期の当期利益は予想に合致し、粗利率が予想を上回ったことによるものです。同行は、同社が今年中に2桁の営業増収を実現し、昨年の低ベース効果によるものと主にNikeを除く、主要なグローバル及び国内ブランドの注文が全て2桁の増加を記録したことが原因であると考えています。
さらに、花旗は、今年の申洲の売上高成長率を12%と予想しており、同社が昨年第4四半期から正味増収に向かっていることを指摘し、今年第1四半期にもこの傾向が維持されると予測しています。同行は、同社の粗利率が今後3.5%上昇し、27.8%にまで上昇すると予想し、将来的な配当率は60%以上維持されると信じています。