米国市場の展望：米株、強気に転換する理由はない＝モルガンSのKolanovic氏　ダウ平均は2.37ドル安でスタート

Moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は2.37ドル安の39804.40ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が58.77ポイント安の16736.10で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は9.44ポイント安の5298.69。

$NYダウ(.DJI.US)$
$Nasdaq Composite Index(.IXIC.US)$
$S&P 500 Index(.SPX.US)$

トップニュース
FRB高官の発言
●FRBから議事録が発表される前に、FRBの発言はまだまだ続く。
● 昨日、 Loretta Mesterは、2024年に3回の利下げはもはや適切ではないとし、政策当局者は決断を下す前にもっと多くのデータが必要だと繰り返した。
●火曜日は、Raphael Bostic氏、Thomas Barkin氏、John Williams氏、Christopher Waller氏の発言が予定されている。

エヌビディア決算間近！！決算発表の前に知っておきたいこと、および「AI祭り」の最新動向
エヌビディアの決算発表が5月22日（日本時間は23日朝）に控えている。日米株式市場の行方を左右しかねない重要イベントであるだけに、市場関係者と投資家は固唾を呑んで待ち構えている。決算発表前に知っておきたいこと、および「AI祭り」の最新動向をまとめた。
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【決算プレビュー】AI帝王のエヌビディア、1,000ドルの大台目前　23日午前5時決算の前に買うべきか？

インフレかデフレか？ 米インフレの両面は氷と炎
先週発表された4月の米消費者物価指数（CPI）と小売売上高はともに冷え込み、市場に活力を与えた。その結果、先週の米国株は日中の史上最高値を更新した。
しかし、ソシエテ・ジェネラルの著名なストラテジストであるAlbert Edwards氏は、現在米国が抱えているインフレ問題は、市場が考えているよりもはるかに複雑だと指摘し、「FRBはまた新たな政策的災難の種をまいている」と述べた。

依然として弱気
●著名な株式弱気論者の最後の一人が、自分の信念を貫いている。
●JPモルガンのストラテジスト、Marko Kolanovic氏は、モルガン・スタンレーのMichael Wilson氏が強気に転換した翌日、株式についてさらにポジティブになる理由はないと述べた。
●株価が最高値を更新した昨年、同氏の見解が同行のポートフォリオモデル配分に悪影響を及ぼしたことをKolanovic氏は認めた。

FRB、バランスシート縮小を年内で停止の可能性
●新型コロナウイルスの世界的大流行がもたらした影響のひとつは、米連邦準備制度理事会（FRB）のバランスシートの拡大だろう。コロナ禍における金融市場の流動性を補強すべく、FRBのバランシートは9兆ドル近くまで拡大した。
●ただ、バークレイズの米金利ストラテジスト、ジョセフ・アベート氏は、FRBがバランスシートの縮小ペースを減速させ、年末までに約６兆8000億ドルの規模とし、圧縮を終了する公算が大きいと指摘。20日付の顧客向けメモで「FRBは12月に量的引き締め（QT）を終了するだろう」と述べた。

ビットコイン、イーサが全面高！関連銘柄は5月以来62％上昇
イーサリアムETFに対する米SECの反対が緩和されるかもしれないという市場の思惑から、仮想通貨が軒並み上昇した。 $イーサリアム(ETH.CC)$は20％近く乱高下し、一時3700ドル以上の価格となり、主要仮想通貨で最大の上げ幅となった。 $ビットコイン(BTC.CC)$ は7%近く上昇して71,000ドルの大台を超えた。過去24時間で1億7300万ドル以上の仮想通貨の売りポジションが決済され、そのうち6300万ドルがビットコインの売りポジションだった。

イラン ライシ大統領らヘリ墜落事故死が確認 　エネルギー市場が注目
イランのエブラヒム・ライシ大統領のヘリ墜落事故死が確認され、エネルギー市場が注目されている。主要産油国に関する不確実性にもかかわらず、この動向による市場への影響は今のところ抑えられている。

4月小売データの不振と関連株の低迷は、逆に買いの好機かも＝Lerner氏
Group Mind Investingの投資部門担当、David H. Lerner氏は、4月の小売売上高の落ち込みと、それに続く個人消費関連銘柄の売りにもかかわらず、 $エアビー アンド ビー(ABNB.US)$ 、 $ウーバー テクノロジーズ(UBER.US)$ 、 $アファーム ホールディングス(AFRM.US)$のような企業、特に旅行やエンターテイメントなどのサービスに注力している企業には、投資やトレーディングの好機があると考えている。
出所：Dow Jones、moomoo、Bloomberg
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