星展の予測によると、2023年から2026年までの期間、中国建設銀行の年平均複合利益率は約2.7%になる。
株式会社星展のリサーチレポートによると、中国建設銀行(00939)の株を「買う」と評価し、過去2年間の利益予測を5%から6%下方修正し、緩和的な通貨政策環境下で低い純利息率の予想を反映して、目標株価を6.2香港ドルから6.4香港ドルに引き上げた。現在の株価は、同業の国有企業の水準よりも低いが、今年の配当利回り予想9%は、四大国有銀行の中で最も高いと予想されている。
報告書によると、同社の第1四半期の純利益は、前年同期比で2.2%減の870億元になり、市場の予想に合致している。経営陣は、複雑な環境下で、中国建設銀行は資産負債表の規模拡大だけではなく、成長の質により重点を置いていることを強調している。同銀行は、2023年から2026年までの期間、中国建設銀行の年平均複合利益率を約2.7%に予測しており、今年の利益は前年比で減少すると予想されている。