智通財経アプリによると、新潮エネルギー(600777.SH)は、中興华会計事務所(特殊一般合夥組織)(以下,中興華)から2024年4月18日に監査状況を説明する報告書を受け取りました。主な内容は以下のとおりです:
山東新潮エネルギー株式会社(以下、新潮エネルギー)は、2023年の財務諸表と内部統制監査作業が進行中です。 2023年、新潮エネルギーは、米国ネバダ州にて完全子会社を新たに設立しています。新潮エネルギーの子会社である煙台扬帆投資株式会社は、新潮エネルギーが持つ別の子会社である寧波鼎亮企業管理合伙企業(有限合夥企業)0.01%の共同出資企業株式を新潮エネルギーの内部に再編し、米国に新たに設立されたSeewaveエナジーホールディングスカンパニーに譲渡しました。また、宁波鼎亮企业管理合伙企業(有限合伙)の事務執行合伙人もSeewaveエナジーホールディングスカンパニーに変更されました。
監査作業中に、新潮エネルギーの新規子会社および子会社の経営構造再編における内部統制の実施について検査書類や資料の確認、経営者との面接、検査書類のサンプリングなどの監査手順を実施し、新潮エネルギーの監査委員会と意見交換しました。現在までに実行された監査手順により、関連するビジネスやプロセスに重大な欠陥がないことに対する疑念を払拭することができず、結論的な意見を形成することができていません。新規子会社および子会社の経営構造の再編における内部制御は、さらに監査プロセスを実施した後、関連する内部制御がすべての主要な分野で有効であることを確認するための十分かつ適切な監査証拠を入手できない場合、当社の外部投資および子会社の経営に関する内部統制の有効性に対する疑問を招く可能性があります。したがって、当社は、内部統制監査報告書(無保留の意見には否定的な意見と意見不表明が含まれます)を作成することを検討しております。
会計士の説明および「上海証券取引所株式上場規則」第9.8.1条の関連規定に基づき、当該疑念が払拭できない場合、当社の株式は2023年の年次報告書の開示後に他のリスク警告が実施されます。本発表日時点で、当社の2023年度の年次報告書監査作業は完了しておらず、最終的な内部統制監査意見の種類は、中興華から発行される内部統制監査報告書に従うものとします。