ubsグループの報告によると、海通証券の昨年税引き後の当期純利益は前年比84%減の100億元に減少し、そのうち第4四半期の純損失は340億元で、同行及び市場の予想に遠く及ばなかった。海通証券の中核事業は昨年通年にわたって圧迫され、取引業務のマーケットシェアが3.3%まで低下し、資産管理の規模は前年比20%減少し、新規株式上場の収入が中国本土の証券上場審査の厳格化の影響を受けて18%減少し、撤退した海通国際証券に対する投資にも持続的な損失が発生した。
同行は海通証券の今後5年間の収益予測を21%から28%下方修正し、昨年の業績と海外事業の持続的な損失を反映した。ubsグループは海通証券の香港h株の目標株価を5.01香港ドルから3.7香港ドルに引き下げ、2021年の予想市場価格益率が0.3倍に維持して、「中立的」な投資適格評価を維持した。