■業績見通し
1. 2025年2月期の業績予想
2025年2月期の業績予想についてクリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>は、売上収益を前期比5.0%増の153,000百万円、営業利益を同31.4%増の9,300百万円、税引前利益を同31.2%増の8,700百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益を同21.0%増の6,100百万円と増収増益を見込んでいる。特に利益面で大幅な伸び率を想定しており、調整後EBITDAも26,200百万円を確保する見通しである。
国内消費の活発化やインバウンド需要の継続などを背景として、各カテゴリーの伸びが増収に寄与する。既存店売上高(連結)は前期比105.4%を想定している。新規出店はコアブランドを中心に30店舗(退店17店舗)を計画するとともに、引き続き戦略的な業態変更や改装・改修にも積極的に取り組む。
損益面では、厳しい収益環境(原材料価格の高止まり、人手不足による人件費上昇や電気・ガスといった光熱費の高騰等)が続くなか、売上収益の伸びやコストコントロールの継続に加え、前期に行った不採算店舗の退店及び保守的な減損処理等を通じて筋肉質なコスト構造への転換がさらに進んだことから、大幅な増益を実現する見通しとなっている。
2. 弊社の見方
弊社でも、先行き不透明な経済環境については引き続き注意する必要があるものの、既存店が順調に伸びていることや筋肉質なコスト構造への転換がさらに進んでいることから、同社の業績予想の達成は十分に可能であると見ている。注目すべきは、新たな成長ステージに向けた3ヶ年ロードマップの最終年度として、いかに最後の仕上げをし、次につなげていくのかにある。特に既存店については、客単価がコロナ禍前を上回って推移している一方、客数についてはまだ改善の余地があり、いかに店頭に顧客を呼び戻す(あるいは新たな顧客層を掘り起こす)ことができるかが、外食業界全体としても重要なテーマとなるだろう。同社ならではの時流を捉えた魅力的な業態開発やCRM強化(データ活用)によるリピーター比率の向上(店舗のファン作り)などにも注目したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
■收益预测
1。截至2025/2财年的收益预测
关于截至2025/2财年的收益预测,Create Restaurants Holdings(3387)预计销售收入将增加1.53亿日元,比上一财年增长5.0%,营业利润为93亿日元,增长31.4%,所得税前利润为87亿日元,归属于母公司所有者的净收益将增长21.0%至61亿日元。特别是,预计利润将实现显著增长,调整后的息税折旧摊销前利润预计也将确保262亿日元。
在国内消费活跃和持续入境需求的背景下,每个类别的增长都有助于销售增长。与上一财年相比,现有门店销售额(合并)预计为105.4%。我们计划开设30家以核心品牌为中心的新门店(剩余17家门店),我们将继续积极开展战略业务类型变更和翻新。
盈亏方面,随着严峻的盈利环境(原材料价格居高不下,劳动力短缺导致劳动力成本上升,电力和天然气等公用事业成本上升)的继续,除了销售收入增长和持续的成本控制外,通过关闭无利可图的门店和保守的减值处理等,向强劲成本结构的转变进一步推进,因此预计利润将实现大幅增长。
2。我们的观点
即使在我们公司,尽管有必要继续关注未来不确定的经济环境,但我们认为很有可能实现公司的盈利预期,因为现有门店正在稳步增长,向强劲成本结构的转变正在进一步推进。值得注意的是,作为新增长阶段的3年路线图的最后一年,将如何进行最后的修改,并将其与下一年联系起来。特别是,就现有门店而言,尽管顾客单价比 COVID-19 疫情之前有所上涨,但顾客数量仍有改善的余地,如何将顾客带回门店(或发掘新的客户群)将是整个餐饮业的重要主题。我还想关注有吸引力的业务类型发展,这些发展可以捕捉到公司当前独有的趋势,以及通过CRM增强(数据利用率)提高中继率(为商店吸引粉丝)。
(由 FISCO 客座分析师柴田郁夫撰写)