ミマキエンジニアリング<6638>は8日、プラスチックを主な原料としている同社のインクカートリッジの材料の一部を紙製に変更した「紙製インクカートリッジ」を、2024年5月より、国外に向け出荷開始することを発表した。
紙製インクカートリッジは、同社のサイングラフィックス市場向け商品であるエコソルベントプリンタ用のインクカートリッジに採用され、2023年5月より国内の顧客へ先行販売されている。
同社は「脱プラ推進プラスチック削減率」という独自の自社基準を設けており、同インクカートリッジでは削減率68%を達成。これにより、プラスチック使用量を年間約44t(トン)、プラスチック製造工程におけるCO2排出量を年間約57t削減できる見通し。また、紙製への移行で軽量化が実現され、国外輸送にかかるCO2排出量を年間約8t削減できる見込み。同社では、環境保護の観点から使用済み純正インクカートリッジ、インクパック、インクボトルの無償回収を実施しており、紙製インクカートリッジへの移行は、樹脂材料のリサイクルを目的とした無償回収の取り組みを一歩進め、脱プラスチックを推進するものとしている。
Mimaki Engineering<6638>8日宣布,它将从2024/5年开始出货 “纸质墨盒”,该墨盒已将公司使用塑料作为主要原料的墨盒的部分材料改为纸张。
纸质墨盒用于生态溶剂打印机的墨盒,这些墨盒是该公司签名图形市场的产品,自2023/5以来已预售给国内客户。
该公司已经建立了自己的内部标准,即 “通过去除塑料来提高塑料减少率”,并且使用相同的墨盒实现了68%的还原率。因此,预计塑料使用量每年可减少约44吨(吨),塑料制造过程中的二氧化碳排放量每年可减少约57吨。此外,通过改用纸张生产来减轻重量,预计每年海外运输所需的二氧化碳排放量可减少约8吨。从环境保护的角度来看,该公司正在免费收集二手原装墨盒、墨水包和墨水瓶,向纸质墨盒的过渡将推进旨在回收树脂材料和促进塑料去除的免费收集工作。