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決済注文について

決済注文は、建玉を決済するために通常の新規注文の上に追加して発注する注文です。決済注文は、新規注文が全部約定し、そしてトリガー価格に到達した後に発注されます。

機能の紹介

パラメータ

決済注文

決済注文を発注する際に、「なし」、「指値」、「逆指値」、「OCO」を1つ選択できます。他の注文はデフォルトで追加しません。

  • 指値

指値(利食い注文)とは、新規注文と同じコード、数量、時間外の値を持ちますが、新規注文と反対方向の注文価格を利食い価格とする特別な指値注文のことです。 新規注文が全部約定した後、利食い価格に到達すると注文が発注されます。

  • 逆指値

逆指値(損切り注文)とは、新規注文と同じコード、数量を持ちますが、新規注文と反対方向にの損切り価格でトリガーされる指値注文のことです。立会時間内のみ有効です。 新規注文が全部約定した後、損切り価格に到達すると注文が発注されます。

  • OCO

OCO注文は、利食い注文1つと損切り注文1つ両方設定します。 新規注文が全部約定した後、先に付いたトリガー価格で注文が出され、残りの注文はシステムにより自動的にキャンセルされます。

  • 利食価格

利食価格とは、決済注文を発注する際のトリガー価格のことです。 新規注文が全部約定した後、市場価格が利食い価格に達した場合、システムにより指値注文を取引所に発注します。

  • 損切価格

損切り価格とは、決済注文を発注する際のトリガー価格のことです。 新規注文が全部約定した後、市場価格が損切り価格に達した場合、システムにより成行注文を取引所に発注します。

  • 決済注文期限

「当日」と「GTC」から選択できます。新規注文が全部約定した時点で有効になります。

 

具体例

買い方向

時価$20の時に「価格$18、数量100」の買い指値注文を出し、「利食価格$25、損切価格$10」でOCO注文を追加したとします。価格変動により親注文が全部約定すると、システムは時価が利食価格・損切価格に達したか監視し始めます。
時価が利食価格$25に達すると、利食い注文がトリガーされ、「価格$25、数量100」の売り指値注文が発注されます。その同時に損切り注文はキャンセルされます。有効期限内に利食い注文が全部約定すると、新規注文は完全に決済されます。
売り方向
時価$20の時に「価格$20.1、数量100」の売り指値注文を出し、「損切価格$23」でOCO注文を追加したとします。価格変動により親注文が全部約定すると、システムは時価が損切価格に達したか監視し始めます。
時価が損切価格$23に達すると、損切注文がトリガーされ、「数量100」の成行注文が発注されます。有効期限内に損切注文が全部約定すると、新規注文は完全に決済されます。

 

注意事項

1.新規注文の売買方向と保有建玉の決済方向が同じですと新規注文は拒否されます。
2.決済注文は、新規注文が約定し、そして決済注文のトリガー価格に達した後にリスクチェックされます。リスクチェック不合格の場合、設定の追加注文は執行されません。
3.建玉は新規注文が全部約定した後に凍結されることはありません。お客様の他の取引により建玉が変更された場合、決済注文がトリガーされても正常に執行されない場合があります。
4.OCO注文の片方注文が何らかの理由でキャンセルしたり、拒否されたりした場合、残りの注文も同様に処理されます。
5.新規注文が全部約定する前に注文の数量を変更した場合、システムは自動的に決済注文の注文数量を同じ数量に変更します。
6.損切り注文は日中立会時間内のみ執行されます。 時間外取引における価格変動では執行されません。
7.新規注文が時間外取引を有効にした場合、利食い注文も時間外取引が有効となります。逆も同様です。
8.新規注文が有効期限内に約定しない場合、決済注文は新規注文の期限が切れた時点で自動的にキャンセルされます。
9.新規注文がキャンセルされた場合、決済注文も自動的にキャンセルされます。
10.新規注文が削除された場合、決済注文も自動的に削除されます。