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OSC オシレーター系指標

1. 概要

相場の強弱を表すテクニカル分析の指標。

 「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を判断し、その反転を予測して逆張りに利用するのが一般的で、RSI、サイコロジカルライン、ストキャスティックス、ボリンジャーバンド、MACDなどが代表的なオシレーター系の指標です。

場の流れを読むトレンド系に対し、オシレーター系は相場の変化の大きさで判断します。なお、オシレーター系は逆張り投資に有効なテクニカル指標とされています。


2. 計算式

OSC=100×(終値-直近N日の終値の平均値)

OSCEMA=直近M日OSCの指数移動平滑平均値


3. 参考見方

3.1 RSI

日本語で「相対力指数」という意味の指標で、オシレーター系指標の中でも代表格と言える指標です。RSIは、計算期間(一般的には、14日間の値で計算されることが多い)の変動幅の中で、現在の株価がどのような位置づけになるのかを、0%から100%の範囲で示します。

一般的に、75%以上は過熱圏で「買われ過ぎ」=売りサイン、25%以下はボトム圏で「売られ過ぎ」=買いサインと判断されます。

RSIは0%~100%の間で推移しますが、RSIの数値が大きい程、上昇分の値幅が大きく、直近の相場が強いことを示します。反対に数値が小さい程、直近の相場が弱いことを示します。


3.2 ストキャスティクス

ストキャスティクス(Stochastics)は、日本語で「推測統計学」という意味の指標です。

この指標は、過去における高値、安値に対して、当日の終値がどのような位置にあるかを数値化したもので、「%K(パーセントK)=短期線」「%D(パーセントD)=中期線」「%SD(パーセントスローD)=長期線」の3本の線を使って売買サインを探ります。

基本的には、20~30以下が売られ過ぎ、70~80以上が買われ過ぎと見ます。


3.3 サイコロジカル・ライン

サイコロジカルとは、「心理的」という意味で、サイコロジカル・ライン(略称「サイコロ」)は、株価の上昇が続けば「そろそろ下がるのでは?!」と考え、株価の下落が続けば「そろそろ上がるのでは?!」と考える投資家の心理状態の変化を数値化した指標です。

一般的には、直近12日間の株価の推移から、前日に比べて高かった日が何日あったのかを調べ、短期のタイミングを捉える手法として用います。

市場が強気に傾いた時に売りのタイミングを測り、逆に弱気に傾いた時に買いのタイミングを測ります。


これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。こちらの投資情報は説明目的の用途でのみ提供されており、すべての投資家にとって適切であるとは限りません。また、こちらの内容には何人の投資家の個人的な投資目的、経済状況についての考慮は含まれておらず、個人への投資アドバイスではありません。投資家の皆様が投資判断を下される際には、ご自身の状況に基づき、情報の適切性のご検討をお願いいたします。過去の投資実績は、将来の成功を保証するものではありません。すべての投資は、リスクや元本割れの可能性を免れることが出来ません。moomooは、上記内容の真実性、完全性、正確性、いかなる特定の目的への適時性について、何の表明や保証もいたしません。