中心限月とは

先物取引において、取引できる期間が決まっており、この満期月を限月と言い、その中で最も出来高が多い限月のことを中心限月といいます。先物については、主に中心限月の相場を参照しています。例：NQ2303とは、2023年3月満期になるナスダック100指数の先物契約のことです。

中心限月における先物契約は出来高が多いため、市場で最も活発な契約であり、最も取引しやすい契約でもあります。それと引き換えに、ほかの限月では活発性が不足しており、新規買いと決済は比較的少ないです。

先物契約においてその期限は限られており、最終決済日を過ぎると、取引できなくなります。そのため、時間の経過とともに、中心限月は常に変化しており、このことを限月交代と言います。

限月交代で中心限月のローソクが跳ね上がる場合、その変化率は相場を反映できなくなります。

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