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【市場の声】豪ブルースコープ、イラワラの石炭供給契約は「賢明な結果」=RBC
RBCキャピタルマーケッツのアナリストはオーストラリアの鉄鋼大手ブルースコープ・スチールについて、鉱業大手サウス32のイラワラ原料炭部門(IMC)の新株引受権を放棄し、代わりに新しくイラワラのオーナーになる企業との石炭供給契約を改善することは、双方にとってメリットのある「賢明な結果」だと述べた。 以前から炭鉱の保有や運営を望んでいないことを示唆していたブルースコープがイラワラの経営に乗り出す可能性
【市場の声】豪ライナス、余剰処理能力への対応で鉱山拡張も
モルガン・スタンレーのアナリストらは、オーストラリアのレアアース大手ライナスについて、クラッキング(接触分解)とリーチング(溶解)の処理を行う施設の余剰能力を使用するため、マウント・ウェルド鉱山を拡張する必要が生じるだろうと述べた。 第三者から未処理のレアアースを取得する選択肢には期待できないとアナリストらは指摘。また施設をフル稼働させるまで、同社のコストはかさむことになるとも述べている。 アナリ
【市場の声】中国のボーキサイト・アルミナ不足が世界市場を揺るがすか
モルガン・スタンレーのアナリストらは、中国の輸入ボーキサイトとアルミナへの依存度が高まっていると指摘した。世界のアルミナ市場は混乱に対して特に脆弱(ぜいじゃく)であり、価格が高騰する可能性があると考えている。 「市場の認識とは裏腹に、中国でボーキサイトとアルミナ(の供給)は逼迫(ひっぱく)している」と述べた。 中国のボーキサイト生産量は年初来で前年同期比20%減少しており、アルミナの生産量を圧迫し
豪ブルースコープ、サウス32の原料炭事業売却を支持 先買権放棄
オーストラリアの鉄鋼大手ブルースコープは、鉱業大手サウス32のイラワラ原料炭事業を買収する先買権を放棄し、買収候補者と改善された供給契約で合意したと発表した。 サウス32は2月、同事業を最大16億5000万ドルでシンガポールのゴールデン・エナジー・アンド・リソーシズと豪Mリソーシズが保有する企業に売却することで合意したと明らかにした。ただ、ブルースコープは既存の石炭供給契約に基づき、先買権を有して
【市場の声】豪エボリューション、25年通期は金生産量とともにコストも予想上回るか
オーストラリアの金鉱会社エボリューション・マイニングは、2025年6月期の生産量見通しをマッコーリーのアナリストらの予想よりも高く設定する可能性が高いが、コスト見通しも上回る公算が大きい。 アナリストらによると、先日のセルサイドのラウンドテーブルで、エボリューションは25年6月期の生産量が少なくとも75万トロイオンスとなり、増加することを示唆。一方で総生産コスト(AISC)は、人件費などの上昇によ
豪AGL、24年6月期業績予想を引き上げ
【シドニー】オーストラリアのエネルギー大手AGLエナジーは2024年6月期業績予想を引き上げた。発電所の発電電力量の改善や、ニューサウスウェールズ、クイーンズランド各州で夏季に消費需要が増加したことを反映した。 調整後のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)予想を21億2000万~22億豪ドルとした。従来予想は20億2500万~21億7500万豪ドル。 調整後純利益の予想は7億6000万~8億