【市場の声】シンガポール株はほぼ横ばい、FOMCなど控え
30日のシンガポール株式相場はほぼ横ばいとなっている。ST指数は前日比0.02%安の3281近辺で推移。
【市場の声】豪住宅価格、24年は5.5%上昇か=シティ
シティはオーストラリアの住宅価格について、2023年の9.3%上昇に続き、今年も5.5%上昇すると予想し、これまでの予想の3.5%から上方修正している。金利上昇や値ごろ感への懸念にもかかわらず、住宅価格が1-3月期に予想以上に上昇したことを理由に挙げた。 同行のエコノミストのファラズ・サイド氏は「人口の伸びや労働市場の逼迫(ひっぱく)、家計の過剰貯蓄、所得の増加が住宅市場を支えている」と説明。 ま
【市場の声】REITのキャピタランド、シンガポール中心の収益見通しに底堅さ
メイバンク・リサーチのアナリストはシンガポールの不動産投資信託(REIT)キャピタランド・インテグレーテッド・コマーシャル・トラストについて、シンガポールを中心とした収益見通しは底堅く、強固な信用力と2024年予想利回り(5.9%)が安心材料になっていると述べた。投資判断は「バイ」に据え置いた。 同REITではシンガポール事務所および商業施設ポートフォリオの更新時の賃料変動率が1-3月期に1桁半ば
【市場の声】豪チャーター・ホール、債券利回り低下なら堅い投資先にも
モルガン・スタンレーは、オーストラリアの10年物国債利回りが低下すれば、投資家は不動産投資信託(REIT)のチャーター・ホール・グループか、不動産大手デクサスにポジションを傾けたくなるだろうと述べている。歴史的に見て、こうした状況下では株価収益率(PER)が一般的に上昇する傾向があるためだという。 アナリストのサイモン・チャン氏は、「この2銘柄のうち、ファンダメンタルズ(基礎的要因)の観点から当社
【市場の声】豪株は続落、不動産・ハイテク株が売られる
3日のオーストラリア株式相場は続落。S&P/ASX200指数は前日比1.3%安の7782.5で引けた。各国中央銀行による利下げ時期が再び不透明な状況となる中、不動産株とハイテク株が売られた。
【市場の声】豪不動産の価値下落はほぼ終了か
モルガン・スタンレーは、オーストラリアの商業用不動産のキャップレート(還元利回り)拡大はほぼ終わったとみている。 オフィスの場合、市場キャップレートと豪10年債利回りの差は現在191ベーシスポイント(bp)で、過去20年平均から37bp以内に収まっていると指摘した。 地域のショッピングモールについても同様の状況だとした。 アナリストは「2024年6月の一連の再評価で資産価値は下落し、その後は状況が
【市場の声】豪REIT、ギアリング比率の目標範囲を順守の公算
モルガン・スタンレーはオーストラリアの不動産投資信託(REIT)について、還元利回りが予想通りに推移すればギアリング比率は目標範囲に収まる公算が大きいと指摘している。 チャーター・ホール・ロング・ウェールREITとセンチュリア・インダストリアルREITは、ギアリング比率(資本に対する負債の割合)が目標範囲を上回る可能性があるとアナリストのシモン・チャン氏は説明。 ただ、融資の約定条項に基づくギアリ
グローバルの不動産は10年間で最大の危機に陥っており、業界の大物たちはカンヌで急いで逆転の機会を模索している。
グローバル不動産業種は過去10年で最大の崩壊期にあり、開発業者や投資家は楽観的な理由を見つけるために努力し、市場が回復する可能性を議論しています。
【市場の声】REITのキャピタランド、資産売却で株価動く可能性=シティ
シティのアナリスト、ブランドン・リー氏は、シンガポールの不動産投資信託(REIT)であるキャピタランド・インテグレーテッド・コマーシャル・トラスト(CICT)について、国内に持つ2つの不動産を売却すれば負債比率が低下し、投資口価格が動く可能性があると述べている。 売却によって負債比率が37~38%に低下し、買収に向けた借り入れ余地が生まれると予想している。 また、シティはCICTがキャピタランド・
【市場の声】豪不動産投資信託、上半期の収益に例年以上の偏り
マッコーリーはオーストラリアの複数の不動産投資信託(REIT)について、先月の決算シーズンでは収益の偏りが目立ったと述べた。デクサス、グッドマン、そしてHMCキャピタルは例年以上に2023年7-12月期(上半期)に大きく偏った決算だったという。 一方でミルバックとストックランドに関しては、「24年度予想を達成するには、下半期にアクティブな項目からの収益を大幅に高める必要がある」とも指摘している。
【市場の声】豪GPTグループ株、例年通り年前半はアンダーパフォームか
モルガン・スタンレーによると、オーストラリアの不動産会社GPTグループの株価は例年、暦年の前半に同業他社の株価を下回り、2月の通期決算発表に向かって年後半に上向く傾向がある。 今年もそのようで、同社の株価は2月前半以降に約4%下落している。モルガン・スタンレーは、オーストラリアの不動産投資信託(REIT)で唯一、GPTが2月中に配当性向を引き下げたと強調した。 GPT株は現在、予想バリュエーション
コモンウェルス銀行はオーストラリアの金利に関する立場を引き続き鳩派としています。
コモンウェルス銀行の主席エコノミストは、オーストラリア準備銀行が2024年と2025年に大幅な利率引き下げをするとの見方を維持しています。
【市場の声】オーストラリアのREIT、開発パイプラインに慎重姿勢=ジェフリーズ
ジェフリーズの不動産アナリスト、ショルト・マコノヒー氏にとって、先月のオーストラリア企業の決算シーズンから得た収穫のひとつは、開発パイプラインでの延期やキャンセル、棚上げが判明したことだ。 これは特にオフィス物件の開発に当てはまり、チャーター・ホール・グループとミルバック・グループ、デクサスは全て新規プロジェクトに慎重な姿勢を示している。 同氏はメモで、これらの決定は「建設コストの上昇やテナント需
【市場の声】シンガポール株は続落、米利下げ期待が後退
27日のシンガポール株式相場は続落。ST指数は序盤の上昇から下げに転じ、前日比0.4%安の3157.32で引けた。
豪ストックランド、23年7-12月期は66%減益
【シドニー】オーストラリアの不動産開発大手ストックランドが発表した2023年7-12月期(上半期)決算は純利益が66%減少した。ただ、金利がピークに達したとみられることから、住宅物件への需要には明るい兆しが出ているとの見方を示した。 純利益は1億0200万豪ドル(前年同期は3億0100万豪ドル)。同社が重視しているFFO(ファンズ・フロム・オペレーション)は25%減の2億6600万豪ドルだった。
【市場の声】シンガポールの小売りREIT、消費増から恩恵か
RHBのアナリスト、シェカール・ジャイスワル氏は、シンガポールの小売り不動産投資信託(REIT)について、同国政府が予算の説明の中で現金やクーポン券の給付などさらなる支援策を表明したことから、消費増による恩恵を受ける可能性があると述べた。 これらの施策は同国の消費に「幅広い効果」があるとみており、郊外のショッピングモールに恩恵が及ぶと指摘した。 同氏は、フレイザーズ・センターポイント・トラストが主
豪ビシニティ、23年7-12月期は27%増益
オーストラリアの小売店舗向け不動産投資大手ビシニティ・センターズが15日発表した2023年7-12月期(上半期)決算は27%の増益となった。金利上昇が国内の顧客を圧迫する中でも、運営するショッピングセンターが引き続き回復力を示した。 純利益2億2350万豪ドル(前年同期は1億7630万豪ドル)。一方、不動産投資信託(REIT)の収益力を示すFFO(ファンズ・フロム・オペレーションズ)は3.2%減の
【市場の声】豪センター・グループの配当、好業績を示唆か
モルガン・スタンレーはオーストラリアの不動産開発大手センター・グループについて、2023年7-12月期(下半期)の配当支払額は、同社が通期のFFO(ファンズ・フロム・オペレーションズ)予想レンジの下限ではなく上限を達成する可能性を示唆しているようだと指摘した。 同社は7-12月期に1株当たり0.0835豪ドルの配当金を支払う方針を示した。これにより、年間配当は0.166豪ドルとなり、自社予想(0.
【市場の声】豪ミルバック、業績予想達成には市況の大幅改善必要か
ジャーデンはオーストラリアの不動産開発大手ミルバック・グループについて、2024年6月期業績見通しからは、1-6月期(下半期)業績を前年同期比9~13%伸ばす必要があることが示唆されているとみている。 23年7-12月期(上半期)決算発表を受け、アナリストのルー・ピレンク氏は開発活動を踏まえると、業績拡大には市況が大きく改善する必要がありそうだと述べた。 ミルバックは通期の営業1株利益見通しを0.
【市場の声】シンガポール株は反落、ほぼ半年ぶりの大幅安
5日のシンガポール株式相場は反落。ST指数は前営業日比1.4%安の3143.29と、ほぼ半年ぶりの大幅な下げとなった。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のコメントを受け、米国の利下げが市場の期待ほど早期には行われないとの見方が広がった。 ST指数構成銘柄がほぼすべて下げる中、不動産投資信託(REIT)のメイプルツリー・パン・アジア・コマーシャル・トラストと、リグ(石油掘削装置)製造を手掛け