【市場の声】豪スーパー・リテール、マッコーリーは慎重な見解を維持
マッコーリーのアナリストらはオーストラリアの車・アウトドア用品販売会社スーパー・リテール・グループについて、消費者向け企業は厳しい状況に置かれるとして、同社に対する慎重な見解を維持した。また最新の業績報告もその見解に影響を及ぼす内容ではないと述べている。 アナリストらはスーパー・リテールの23年7月からの売上高成長率が約2%になっているとも言及。これはマッコーリーが予想していた2.8%を下回るとい
【市場の声】豪株は横ばい、取引終了間近に下げ幅解消
13日のオーストラリア株式相場は横ばい。S&P/ASX200指数は前週末比ほぼ横ばいの7750.0で引けた。日中は終始マイナス圏を推移していたが、取引時間終了間近になって回復した。
【市場の声】豪スーパー・リテールの「レベル」減速は不可解
アウトドア用品などを販売するオーストラリアのスーパー・リテール・グループのスポーツ用品チェーン「レベル」の売り上げ減速はウィルソンズを驚かせた。 レベルの既存店ベースの売上高は、額面では2024年3月と4月に改善したように見えるが、2年間では伸びが鈍化したとアナリストは指摘した。 レベルが店舗を新たなコンセプトの「rCX」にアップグレードしていることを踏まえると、これは不可解だという。 スーパー・
【市場の声】豪ベビー・バンティング、25年6月期まで利益率の低下続くか
マッコーリーはオーストラリアのベビー用品大手ベビー・バンティング・グループについて、厳しい取引状況を受け、2024年6月期だけでなく25年6月期の利益率予想も下方修正した。 24年6月期の粗利益率予想を36.9%とし、前回予想の37.2%から30ベーシスポイント(bp)引き下げた。「さらに、厳しい消費環境の中で販売数量を改善するための投資を続ける可能性があることから、25年6月期の粗利益率予想を(
【市場の声】豪テンプル&ウェブスター、市場シェアを伸ばし続ける可能性
シティのアナリストは、家具やリフォーム用品などのオンライン販売を手掛けるオーストラリアのテンプル・アンド・ウェブスター・グループ(T&W)について、最新の取引報告が予想通りの内容となり、市場シェアを伸ばし続けることが可能だろうと述べた。 1-6月期(下半期)の前年比増収率は現時点で30%と、シティおよび市場の予想通りだという。 1-6月期の残りの期間はより厳しい増収率が見込まれるとしつつ、既存企業
【市場の声】豪スーパー・リテール、利益率が低下か
オーストラリアの車・アウトドア用品販売会社スーパー・リテール・グループの最新情報で、利益率はジェフリーズにとって主なマイナス材料となった。 スーパー・リテールによると、2024年6月期の粗利益率はこれまでのところ前年同期と同水準だという。これは、23年7-12月期(上半期)に36ベーシスポイント(bp)上昇した粗利益率が24年1-6月期(下半期)に低下することを示唆している。 アナリストのマイケル
【市場の声】豪JBハイファイ、利益に言及せず コンセンサスへの安心感を示唆か
ジェフリーズはオーストラリアの家電販売大手JBハイファイについて、利益率や利益に関する情報がないことは良いニュースなのかもしれないと示唆している。 2024年1-3月期(第3四半期)の販売報告からは、オーストラリアの店舗では3月と4月に売上高が減少傾向にあり、ディスカウントショップ「ザ・グッドガイズ」では安定していたことが読み取れる。 しかし、アナリストのマイケル・シモタス氏は、この数字を解釈する
【市場の声】豪ベビー・バンティング、家計圧迫が当面業績の重しに
オード・ミネットはオーストラリアのベビー用品大手ベビー・バンティング・グループについて、2024年6月期の残り数週間で、売上高急減速の要因から解放される可能性は低いとの見方を示した。 ベビー・バンティングによると、1-6月期(下半期)の売上高はこれまでのところ前年同期比7.7%減と、23年7-12月期(上半期)の同7.0%減から減少ペースがやや加速している。 アナリストは、この低迷は若い世帯での生
【市場の声】豪JBハイファイの1-3月期業績、シティは懸念せず
シティのアナリストらはオーストラリアの家電販売大手JBハイファイについて、同社経営陣は利益率に関して言及しなかったものの、2024年1-3月期(第3四半期)の業績に問題はないようだと述べた。 アナリストらによれば、同社の1-3月期の売上高成長はシティや市場全体が示していた1-6月期(下半期)の見通しを下回った。だがイースター(復活祭)の祝日が早かったため、前年同期との比較をゆがめる形になったという
AUモーニングラップ:ASX 200が下落、CBAが第3四半期の2.4十億ドルの現金利益を報告する
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【市場の声】豪バプコー、ジェフリーズが投資判断を引き下げ
ジェフリーズはオーストラリアの自動車部品販売大手バプコーについて、ここ2年間にわたり判断ミスが続いていると指摘。同社の取締役会はサービス水準を向上させ、効率を高めることを狙ってプログラムを打ち出したものの、「考えが明らかに甘く、約束された恩恵はほぼ得られない一方で、営業費用は増加する結果となった」とアナリストは述べた。 アナリストはまた、「立て直すことは可能だが取締役会を交代し、信頼に足る経営陣も
【市場の声】豪株は続伸、幅広く買われる
3日のオーストラリア株式相場は続伸。S&P/ASX200指数は前日比0.55%高の7629.0で引けた。幅広い銘柄が買われ、週間ベースで2週連続のプラスとなった。 11業種全てが値を上げた。中でも一般消費財とテクノロジーが好調だった。 個別銘柄では、小売り分野の複合企業ウェスファーマーズが2.75%上昇。最新戦略へのアナリストの高評価が手掛かりとなった。ソフトウエアのゼロとワイズテックはそれぞれ1
豪バプコーが急落、通期減益見通しを嫌気
【シドニー】2日のオーストラリア株式市場で、自動車部品販売大手バプコーが急落している。このまま引ければ1日の下落率としては最大となる。 株価は一時、前営業日比35%安まで下落した。小売り環境の弱さ、卸売り競争、金利の上昇などを背景に、2024年6月期の利益が前年比で最大26%減少するとの見通しを示したことが嫌気されている。 業績報告が行われるまで、同社株は過去2営業日にわたって売買停止となっていた
【市場の声】豪ニック・スカリ、英国進出は賢明な選択か
シティのアナリスト、サム・ティーガー氏はオーストラリアの家具販売大手ニック・スカリについて、同業の英ファブ・ファーニチャーズ買収で合意したことは賢明だろうと指摘している。 ニック・スカリはファブ・ファーニチャーズの有担保債務を350万ポンドで引き受け、正味運転資本として最大600万ポンドを投入する計画を明らかにした。 シティは、「2021年に国内で同業『プラッシュ(Plush)』チェーンの買収に成
【市場の声】豪アドア、CEO辞任で戦略転換の公算小
シティは、化粧品・パーソナルケア用品のオンライン販売プラットフォームを手掛けるオーストラリアのアドア・ビューティー・グループについて、タマリン・モートン最高経営責任者(CEO)の突然の辞任は戦略転換の前触れではないとの見方を示した。 モートン氏は2年足らずでCEOを退任するが、9月まではコンサルタントとして残る。 シティは「モートン氏の退任は突然のように見え、前CEOの退任から間もないが、退任に関
【市場の声】豪ネット通販コーガン、成長見通し巡り疑問残る
UBSのアナリストらはオーストラリアのネット通販会社コーガン・ドットコムについて、2024年1-3月期(第3四半期)の業績報告は、前回の決算時に示された好調な見通しとの整合性を欠くと述べた。競争が激化する中でマーケットプレイス部門の売上高が悪化したこと、また「コーガン・ファースト」の会員数の伸びの鈍化が続いていることなど、いくつかの点で低迷がみられるという。 UBSは投資家らにとって、コーガン・フ
【市場の声】豪宝飾品ロヴィーサ、ジェフリーズが強気派に転向
ジェフリーズのアナリストはオーストラリアの貴金属・宝飾品大手ロヴィーサについて、株価は割高に見えるかもしれないが、魅力的に映ると述べた。 ジェフリーズによると、ロヴィーサの2025年6月期の予想利益に基づく株価収益率(PER)は27倍で、世界の同業他社の25倍を上回っている。 しかし、同社が事業の急拡大に乗り出しており、27年までに年平均18%のペースで新店舗を増やして1500店舗のネットワークを
【市場の声】豪プレミア・インベストメンツ、引き続き過小評価か
ベル・ポッターはオーストラリアの小売会社プレミア・インベストメンツについて、成長見通しや収益性の高い文房具ブランド「スミグル」とナイトウエアブランド「ピーターアレキサンダー」売却の可能性を考慮すると、引き続き過小評価されているとの見方を示した。 アナリストのチャミ・ラトナパラ氏は、2026年度の利益予想PER(株価収益率)が14倍という保守的な水準で取引されていると指摘した。魅力的な成長軌道を描き
【市場の声】豪ユニバーサル・ストア、長期的な魅力は変わらず
モーガンズはオーストラリアの衣料小売りチェーンのユニバーサル・ストアについて、株価が過去10カ月間で急騰したにもかかわらず、小売り計画・投資機会の面で長期的な魅力は損なわれていないと述べた。 株価は2023年6月以降、2倍以上に値上がりしているが、モーガンズのアナリストは、成長機会に変化はないとして投資判断を「アッド」に据え置いた。 アナリストらは顧客向けリポートで、ユニバーサルの女性向けコレクシ
【市場の声】豪ステップワン、モーガンズは強気姿勢を維持
モーガンズのアナリストらは下着のオンライン販売を手掛けるオーストラリアのステップワン・クロージングについて、販売のモメンタムや営業利益率が大幅に改善しているとし、強気姿勢を維持した。 アナリストらは在庫が減少に転じ始めた他、米事業の損失もほぼ解消されたようだと言及。ステップワンは商品やブランドの質が明確になりつつあるとし、これが有形資産価値につながって株価を支えていると述べた。その上で同社はポジテ