【市場の声】豪バブズ、通期目標達成には4-6月期の好業績が必要
ベル・ポッターのアナリスト、ジョナサン・スネープ氏は、乳児向け有機食品会社バブズ・オーストラリアについて、1-3月期(第3四半期)の売上高が予想を下回ったため、年間売上高目標の1億豪ドルを達成するには、第4四半期である4-6月期に好調な業績を上げる必要があると指摘した。 同氏によると、1-3月期の売上高は1990万豪ドルで、米国と中国の軟調が原因で、予想の2740万豪ドルに届かなかった。同社は、4
【市場の声】豪セレクト・ハーベスツ、生産量など低迷の見通し
ベル・ポッターのアナリストは豪食品メーカーのセレクト・ハーベスツについて、最新の業績報告は生産量や価格の低迷を示唆するものだと指摘。ベル・ポッターが示していた予想と同じか、これを下回る可能性があるようだと述べ、同社の2024年9月期~26年9月期のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)予想をそれぞれ18%、6%、そして5%引き下げた。 アナリストは24年にラニーニャ現象が発生する可能性を認
【市場の声】穀物商社の豪エルダーズ、ベル・ポッターは強気姿勢を維持
ベル・ポッターはオーストラリアの穀物商社エルダーズについて、2023年10月-24年3月期(上半期)の業績は予想を下回る内容だったものの、強気姿勢を維持した。 アナリストはエルダーズの通期業績に関し、例年以上に4-9月期(下半期)に偏りそうだとみていたものの、今回の上半期の業績を受けて見通しを引き下げ、家畜取引の低迷などといった要因を反映させている。 アナリストはエルダーズの24年9月期~26年9
【市場の声】豪インガムズ、利益率がマッコーリーの予想上回る可能性
マッコーリーのアナリストらは養鶏・鶏肉加工を手掛けるオーストラリアのインガムズ・グループについて、比較的安定した売上高成長とコスト効率化プログラムの恩恵を受けているため、中期的な利益率は予想以上に拡大する可能性があるとの見方を示した。 飼料価格の下落を受け、2025年6月期と26年6月期の利益予想をそれぞれ3.3%、2.9%上方修正し、利益率のさらなる上振れも可能とみている。 27年6月期までの年
【市場の声】豪エルダーズ、業績不振は一時的の公算=UBS
UBSはオーストラリアの穀物商社エルダーズについて、2023年10月-24年3月期(上半期)の業績不振の要因が繰り返されることはないだろうと指摘している。 アナリストのエバン・カラザス氏は、飼養牛の落札額は記録的な安値から回復しており、農薬の利益率もいずれ正常化するだろうと説明。事業価値がEBIT(利払い・税引き前利益)の何倍かを示すEV/EBIT倍率は11倍だが、控えめで長期平均を下回っていると
【市場の声】豪穀物商社エルダーズ、シティが投資判断引き上げ
シティはオーストラリアの穀物商社エルダーズについて、8日に利益警告を発表したものの、見通しを強気に引き上げた。 アナリストのウィリアム・パーク氏は、エルダーズの2023年10月-24年9月期のEBIT(利払い前・税引き前利益)見通しを26%引き下げて1億3000万豪ドルとし、エルダーズが示した1億2000万~1億4000万豪ドルの範囲での中間の値とした。 ただ、シティは「目先の見通しの改善に基づき