【市場の声】豪リーガルのメリックス買収は前向きにみえる
E&Pのアナリスト、オリビエ・クーロン氏はオーストラリアの投資会社リーガル・パートナーズについて、ハードアセット投資会社メリックス・キャピタルの買収は魅力的にみえると述べた。 買収はリーガルの既存のプライベート・クレジット事業やロイヤルティーズ事業を補完するものだと指摘。リーガルの開示内容によると、メリックスの評価額は2023年のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)の約6.5倍程度。EBIT
英資産運用ハーグリーブス・ランズダウン、買収提案を拒否
ファイナンシャル・ニュースによると、英資産運用会社ハーグリーブス・ランズダウンは、大手プライベートエクイティ(PE)投資会社などの企業連合の予想外となる46億7000万ポンド(約9300億円)の買収提案を拒否した。 PE投資会社のCVCとノルディック・キャピタル、アブダビ投資庁(ADIA)の子会社の企業連合は22日遅くに出した発表文で、ハーグリーブス・ランズダウンの株式を1株985ペンスで買い取る
【市場の声】NZ株は4日ぶり反発、昨年11月以来の上昇率
16日のニュージーランド株式相場は4営業日ぶりに反発。S&P/NZX50指数は前日比1.75%高の1万1728.06と、1日の上昇率としては昨年11月上旬以来の大きさとなった。
【市場の声】豪プラチナム、資金流出は期待外れだが新経営陣は有望
ベル・ポッターのアナリストは、オーストラリアの資産運用会社プラチナムが発表した4月の資金流出額は「明らかに期待外れ」だと述べた。 3月と4月の資金流出額を計15億豪ドル(約1540億円)と予想していたが、実際の数字は22億豪ドルだったとした。 「プラチナムはさらなる資金流出と収入減少のリスクにさらされている」とし、同社についての以前の見解を繰り返した。 ただ、資金流出は残念だが、プラチナムの新経営
【市場の声】豪パーペチュアルによるKKRへの部門売却、コストが不明確=MS
オーストラリアの資産運用会社パーペチュアルが2部門を総額21億8000万豪ドル(約2220億円)で米投資会社KKRに売却することで合意したことについて、モルガン・スタンレーはリポートで、この売却額は自社の評価額を45%上回ると述べた。 この取引は「一見すると好ましい結果をもたらすように見える」が、分離コストや売却益にかかる税金が不明なため正味の受取金額がはっきりせず、税負担が多額になる可能性が高い
豪パーペチュアルが急落、KKRへの2部門売却で
【シドニー】8日のシドニー株式市場で資産運用会社パーペチュアルが急落している。コーポレート・トラスト部門とウェルスマネジメント部門を米プライベートエクイティ(PE)投資会社のKKRに売却すると報じられたことが材料視された。 株価は現在、約7.7%安となっている。 同社はこれに先立ち、コーポレート・トラスト部門とウェルスマネジメント部門をKKRに売却することで合意したと発表。売却額は21億8000万
【市場の声】豪株は反発、金融株や不動産株に買い
29日のオーストラリア株式相場は反発。S&P/ASX200指数は前週末比0.8%高の7637.4で引けた。金融株や不動産株が買われた。
【市場の声】豪パーペチュアル、1-3月期は運用資産6.3%増
【シドニー】オーストラリアの資産運用会社パーペチュアルは1-3月期(第3四半期)の運用資産額が6.3%増加したと発表した。良好な市況や為替動向が追い風となった。一方で、通期の費用が増加する見込みだと述べた。 1-3月期の運用資産は2274億豪ドルと、2023年10-12月期(2139億ドル)を上回った。ロブ・アダムス最高経営責任者(CEO)は、これで52億豪ドルの純流出を相殺することができたと述べ
【市場の声】豪マゼラン、資金流出は緩やか 投資成績はまちまち=マッコーリー
マッコーリーのアナリストはリポートでオーストラリアの資産運用会社マゼラン・ファイナンシャル・グループについて、1-3月期(第3四半期)の資金流出は引き続き緩やかだったが、投資成績はまちまちな状態が続いていると述べた。 4-6月期(第4四半期)については、リテールの資金流出が6億豪ドル(約598億円)、機関投資家の資金流出が横ばいと予測している。1-3月期のリテールの資金流出は5億豪ドルだったという
【市場の声】GQGパートナーズ、パフォーマンスは極めて好調
マッコーリーのアナリストらはオーストラリア証券取引所に上場する米投資会社GQGパートナーズについて、最近のパフォーマンスは極めて好調だと指摘している。 2024年1-3月期(第1四半期)は、ハイテクおよび通信サービスのポジションを大幅なオーバーウエートとする中、市場の変動が大きな追い風になったとアナリストらは述べた。 「好調な投資パフォーマンスと最近の分配金投資が引き続き資金フローを支える」として
【市場の声】GQGパートナーズ、資金フローの伸びはペースダウンか
オーストラリア証券取引所に上場する米投資会社GQGパートナーズの資金フローはペースダウンするかもしれないが、ゴールドマン・サックスはまだ有望なパイプラインがあるとみている。 アナリストのジュリアン・ブラガンザ氏とブライアン・キム氏は、3月末時点の運用資産(FUM)は12月以降の力強い成長を示唆しているが、これは主に市場のパフォーマンスに後押しされたものだと指摘。 同時に、同社が年初に資金フローの季
【市場の声】豪資産運用マゼラン、3月好調の主因は市場パフォーマンス
オーストラリアの資産運用会社マゼラン・ファイナンシャル・グループの3月末時点の運用資金(FUM)はゴールドマン・サックスの予想を上回ったが、これは主に市場のパフォーマンスによるものだった。 アナリストのジュリアン・ブラガンザ氏とブライアン・キム氏はメモで、投資フローはおおむね予想通りだったと述べている。 ゴールドマンによると、1月と2月のフローは総じて順調に推移していたが、3月は機関投資家からの流
【市場の声】ウィルソン・アセット・マネジメント会長、SNSに注力
資産運用会社ウィルソン・アセット・マネジメント(WAM)のジェフ・ウィルソン会長が、ソーシャルメディアにおける米国のアクティビスト(物言う株主)らのプレゼンスとその影響力に触れ、自身もX(旧ツイッター)をより積極的に活用する考えを示した。 ウィルソン氏は4日に開かれたWAMの株主向けプレゼンテーションで、パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントのビル・アックマン最高経営責任者(CEO)に言及
【市場の声】豪ノンバンク銘柄、3月のパフォーマンスはASX200指数上回る
モルガンスタンレーのアナリストらによると、オーストラリアの株式市場では3月、ノンバンク銘柄がS&P/ASX200指数をアウトパフォームした。 相場上昇に対する影響力が大きい銘柄が好調な好調なパフォーマンスを主導したと述べ、個別銘柄では資産運用会社マゼラン・ファイナンシャル・グループ、金融サービス会社ネットウェルス・グループ、投資運用会社プラチナム・アセット・マネジメントを挙げた。 一方、保険銘柄の
AUの朝のWrap:ASXが下落、エネルギー株が急騰
注目の株式:ウェストゴールド、マイティクラフト、ワイズテック。
米GQGパートナーズ、アブダビ事務所がロンドンに代わる国際本部に
【シドニー】米資産運用会社GQGパートナーのアブダビの新しい投資拠点は、ロンドンに代わって同社の主要な国際業務センターとなる見通しだ。同社はアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビでスタッフの人数を増やす準備をしている。 オーストラリア市場に上場しているGQGは3月8日、アブダビの国際金融センターであるアブダビ・グローバル・マーケット(ADGM)に投資ハブを設立することについて、規制当局の最終承認
【市場の声】豪プラチナム、コスト削減が利益に好影響=ベル・ポッター
オーストラリアの資産運用会社プラチナム・アセット・マネジメントの業績改善プログラムを受け、ベル・ポッターはこのモデルのコスト基盤を削減し、2025年6月期の年間コストが7800万豪ドル(約77億円)を下回るとの見通しを示した。 ベル・ポッターはリポートで、予想される2000万豪ドルのコスト削減がEBITDA(利払い前・税引き前・償却前利益)に影響を及ぼすとして、24年6月期のEBITDA予想を3.
【市場の声】GQGパートナーズの買収計画、事業戦略と一致
ゴールドマン・サックスのアナリスト、ジュリアン・ブラガンザ氏とブライアン・キム氏はオーストラリア証券取引所に上場している投資会社GQGパートナーズについて、豪投資・金融サービス会社パシフィック・カレント・グループから支店を買収する計画は、借り入れによる資金調達を通じて民間市場へのエクスポージャーを増やすための相対的に少額なアプローチだと指摘している。また、GQGの戦略と合致していると述べた。 パシ
【市場の声】豪パーペチュアル、戦略レビューで買収の魅力向上も
ベル・ポッターはオーストラリアの資産運用会社パーペチュアルについて、戦略レビューでは資産価値の大幅な過小評価状態を解消するか、あるいはそれをM&A(合併・買収)の標的とさせる可能性が高いと述べている。 アナリストのマーカス・バーナード氏はメモで、法人信託および資産管理部門の資産が現時点で特に価値が高いとの見方を示した。 ベル・ポッターは2023年7-12月期(上半期)決算を受け、24年6月通期の1
シングテル、印バルティ・エアテル株を一部売却へ
シンガポールの通信大手シンガポール・テレコム(シングテル)は7日、印同業バルティ・エアテルの保有株式0.8%を、米資産運用会社GQGパートナーズに9億5000万シンガポールドル(約1050億円)で売却すると発表した。 同社によると、売却益は約7億シンガポールドルになる見通しで、2021年に新たな戦略的方向性を打ち出して以降の再投資資本の総額は80億シンガポールドルに達することになる。 売却益はデー