【市場の声】豪パーペチュアルによるKKRへの部門売却、コストが不明確=MS
オーストラリアの資産運用会社パーペチュアルが2部門を総額21億8000万豪ドル(約2220億円)で米投資会社KKRに売却することで合意したことについて、モルガン・スタンレーはリポートで、この売却額は自社の評価額を45%上回ると述べた。 この取引は「一見すると好ましい結果をもたらすように見える」が、分離コストや売却益にかかる税金が不明なため正味の受取金額がはっきりせず、税負担が多額になる可能性が高い
豪パーペチュアルが急落、KKRへの2部門売却で
【シドニー】8日のシドニー株式市場で資産運用会社パーペチュアルが急落している。コーポレート・トラスト部門とウェルスマネジメント部門を米プライベートエクイティ(PE)投資会社のKKRに売却すると報じられたことが材料視された。 株価は現在、約7.7%安となっている。 同社はこれに先立ち、コーポレート・トラスト部門とウェルスマネジメント部門をKKRに売却することで合意したと発表。売却額は21億8000万
【市場の声】豪株は反発、金融株や不動産株に買い
29日のオーストラリア株式相場は反発。S&P/ASX200指数は前週末比0.8%高の7637.4で引けた。金融株や不動産株が買われた。
【市場の声】豪パーペチュアル、1-3月期は運用資産6.3%増
【シドニー】オーストラリアの資産運用会社パーペチュアルは1-3月期(第3四半期)の運用資産額が6.3%増加したと発表した。良好な市況や為替動向が追い風となった。一方で、通期の費用が増加する見込みだと述べた。 1-3月期の運用資産は2274億豪ドルと、2023年10-12月期(2139億ドル)を上回った。ロブ・アダムス最高経営責任者(CEO)は、これで52億豪ドルの純流出を相殺することができたと述べ
【市場の声】豪マゼラン、資金流出は緩やか 投資成績はまちまち=マッコーリー
マッコーリーのアナリストはリポートでオーストラリアの資産運用会社マゼラン・ファイナンシャル・グループについて、1-3月期(第3四半期)の資金流出は引き続き緩やかだったが、投資成績はまちまちな状態が続いていると述べた。 4-6月期(第4四半期)については、リテールの資金流出が6億豪ドル(約598億円)、機関投資家の資金流出が横ばいと予測している。1-3月期のリテールの資金流出は5億豪ドルだったという
【市場の声】GQGパートナーズ、パフォーマンスは極めて好調
マッコーリーのアナリストらはオーストラリア証券取引所に上場する米投資会社GQGパートナーズについて、最近のパフォーマンスは極めて好調だと指摘している。 2024年1-3月期(第1四半期)は、ハイテクおよび通信サービスのポジションを大幅なオーバーウエートとする中、市場の変動が大きな追い風になったとアナリストらは述べた。 「好調な投資パフォーマンスと最近の分配金投資が引き続き資金フローを支える」として