【市場の声】シンガポール航空、当面は好調な業績続く見通し
DBSグループ・リサーチはシンガポール航空の業績について、2025年3月期にピークを迎えそうだと述べた。同社の業績は今後2年間にわたり、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以前の水準を上回って推移する見込みだという。 アナリストはシンガポール航空に関し、「厳しいイールド環境において、さらなる輸送能力増強によって価格圧力とインフレ圧力を緩和する余地は限られている」とも指摘。その理由として
【市場の声】シンガポール航空の好調な利益、株価押し上げ効果は限定的か
シティリサーチのアナリストはシンガポール航空について、最新の決算でコア利益が予想を上回ったにもかかわらず、株価が大きく押し上げられる可能性は低いと述べた。 航空業界が輸送能力を拡大し続ける中、投資家は旅客イールド(旅客1人1キロメートル当たりの収入)と積載量の正常化に注目しそうだという。 これは、燃料費控除後のコスト減少が反転し営業利益に影響が及ぶことがあれば特に懸念されるとした。 一方で、合弁会
【市場の声】コンフォートデルグロ、短期的な材料不足に直面か
UOBケイヒアンのアナリストらはシンガポールの交通サービス大手コンフォートデルグロについて、短期的な材料不足に直面する公算が大きいと指摘し、投資判断を「バイ」から「ホールド」に、目標株価を従来の1.72シンガポールドルから1.56シンガポールドルに引き下げた。 コンフォートデルグロの公共交通部門は2024年に低調なスタートを切り、配車サービス会社との国内競争の激化による予約完了件数の減少を主な背景
【市場の声】シンガポール株は反発、米株先物に追随
16日のシンガポール株式相場は反発。ST指数は前日比0.5%高の3304.99で引けた。米株価指数先物の上昇に追随した。
【市場の声】シンガポール株は堅調、米株高に追随
16日のシンガポール株式相場は上昇している。ST指数は前日比0.81%高の3316近辺で推移。15日の米株高に追随している。
シンガポール航空、24年通期は純利益・売上高が過去最高
シンガポール航空が15日発表した2024年3月期通期決算は、堅調な航空需要にけん引され、純利益と売上高が過去最高を記録した。
【市場の声】シンガポール株は反落、MSCI指数から一部銘柄除外で
15日のシンガポール株式相場は反落。ST指数は前日比0.7%安の3289.42で引けた。米指数算出会社MSCIが同国の株価指数から5銘柄を除外したことで、市場心理が悪化した。
【市場の声】シンガポールのSATS株、チャート上では買いか
フィリップ・セキュリティーズ・リサーチのテクニカルアナリスト、ゼイン・オー氏は、シンガポールの空港サービス会社SATS株はチャート分析上では買いのように見えると述べている。 株価は下落トレンドを上抜けし、4月には上値抵抗線となっていた2.53シンガポールドルがサポートになるかもしれないという。 また、移動平均収束拡散(MACD)と相対力指数(RSI)の両方の指標がブリッシュ・ダイバージェンス(強気
【市場の声】アジア太平洋地域の空港や航空各社、中東からの影響は限定的
シティリサーチはカバレッジの対象となっているアジア太平洋地域の空港や航空各社に就いて、中東情勢が大幅にエスカレートしない限り同地域による影響は限定的だろうと述べた。 イスラエル、イラク、レバノン、そしてヨルダンは、イランが13日夜にドローンやミサイルを使ってイスラエルを攻撃したため空域を閉鎖したものの、14日には閉鎖を解除したという。 アナリストらはロシアとウクライナ、またイスラエルとパレスチナの
【市場の声】マルコ・ポーロ・マリーン、新規契約が利益押し上げも=RHB
RHBリサーチのアナリストのアルフィー・ヨー氏は、シンガポールの海運会社マルコ・ポーロ・マリーンについて、風力タービンを生産するスペインのシーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジーと最近締結した作業員輸送船(CTV)に関する契約により、利益が2025~26年9月期にかけて8~10%増加するかもしれないと述べている。
【市場の声】コンフォートデルグロ、タクシー・公共交通部門が利益押し上げへ
シティリサーチのアナリストらは調査リポートでシンガポールの交通サービス大手コンフォートデルグロについて、タクシー部門と公共交通部門が利益を押し上げるとの見方を示した。 目標株価を1.65シンガポールドルから1.68シンガポールドルに引き上げ、投資判断は「バイ」に維持した。 タクシー部門については、シンガポールと中国におけるモビリティの改善と、統合アプリ「Zig」の予約プラットフォーム手数料を5%か
【市場の声】コンフォートデルグロ、契約獲得の勢いが追い風に
OCBCインベストメント・リサーチのアナリスト、アダ・リム氏はシンガポールの交通サービス大手コンフォートデルグロについて、契約獲得の勢いが追い風になる見込みだと述べた。 同社は先月、完全子会社が英国のグレーター・マンチェスターで、4億2200万ポンド(約806億円)相当の公共バスフランチャイズ契約を獲得したと発表した。また、フランスでは2023年7月にパリ交通公団(RATP)子会社RATP Dev
【市場の声】マルコ・ポーロ・マリーン、オフショア支援船の堅調な需要で恩恵
UOBケイヒアンのアナリストは、シンガポールの海運会社マルコ・ポーロ・マリーンについて、オフショア支援船に対する良好な需要と用船料から恩恵を受けるとの見通しを示した。 原油・天然ガスの生産活動は回復が続いており、オフショア支援船の堅調な需要につながっているという。 また、マルコ・ポーロ・マリンが事業展開しているアジア太平洋地域を中心に、洋上風力発電プロジェクトが急増しており、オフショア支援船に対す
【市場の声】シンガポール航空、2月の運航実績は業績向上を示唆
UOBケイヒアのアナリスト、ロイ・チェン氏は調査リポートでシンガポール航空について、2月の運航実績は予想を上回り、業績にとって幸先が良いとの見方を示した。 同月の旅客輸送実績は好調で、ロードファクター(有償座席利用率)はシンガポールの中国人観光客に対するビザ免除措置実施後の中国人観光客の増加による恩恵を受けたと指摘。貨物輸送実績も、堅調な電子商取引(EC)需要に支えられ、予想を上回ったと付け加えた
【市場の声】シンガポール株は横ばい、FOMC控え慎重ムード
19日のシンガポール株式相場は横ばいで推移している。ST指数は前日比0.02%高の3173近辺で推移。19~20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に慎重ムードが広がる中、小動きとなっている。
シンガポール・ポスト、非中核資産・事業を一部売却へ
シンガポールの郵便・運送事業大手シンガポール・ポスト(シングポスト)は19日、戦略的見直しの一環として、非中核資産および事業の一部を売却すると発表した。 同社によると、売却対象には「特定の不動産や国際事業の各種資産」などが含まれる。 売却益は、負債削減や投資、株主還元に充てるとしている。 また、売却のタイミングは市場環境に左右されるだろうとした。
【市場の声】シンガポール株は軟調、米FOMCに注目
18日のシンガポール株式相場は下落している。ST指数は前週末比0.2%安の3167近辺で推移。
【市場の声】コンフォートデルグロ、事業モデル転換で恩恵か
DBSグループ・リサーチのアナリストはシンガポールの交通サービス大手コンフォートデルグロについて、事業モデルの転換によって恩恵を受ける見込みだと述べた。 「コミッション・シェアリング」モデルはタクシー事業で複数のドライバーにメリットをもたらし、特に運賃の値上げ、乗車回数の増加、流し営業と比べた場合の配車比率の向上が期待できるとしている。 また、同社が自社の事業領域や地理的な専門知識の範囲内で戦略的
【市場の声】シンガポール航空、株価への圧力続くか
シティのアナリストはシンガポール航空について、株価は引き続き圧迫される可能性が高いと指摘した。1-3月期(第4四半期)は賞与(ボーナス)の影響で人件費が増える一方、貨物も非需要期になるためだとしている。 燃料費を除くコスト増と貨物価格の低迷という同社の見通しは期待外れだったとしつつ、夏の旅客数はパリ五輪の恩恵を受けるはずだと述べた。 また、シンガポール航空と複合企業タタ・グループとの合弁会社ビスタ
【市場の声】シンガポール株は反発、FRB議長議会証言控え
6日のシンガポール株式相場は反発。ST指数は前日比0.9%高の3136.14で引けた。3営業日続落後の自律反発とみられる動きで高く始まった後も、その水準を維持した。