【市場の声】香港不動産セクター、取引件数が力強く回復も
UOBケイヒアンのアナリストらは香港の不動産セクターについて、今後3~6カ月で取引件数が力強く回復する可能性があるとの見方を示した。 アナリストらによると、香港の不動産販売件数は急増を続けているが、買い手は依然として価格に敏感だ。3月9~10日の新築住宅取引件数は300件に達し、35の主要団地での中古住宅取引件数は137件に上ったという。 しかしUOBケイヒアンは、香港の新築住宅市場の供給が豊富で
DJ-【市場の声】香港リンクREIT、中国ポートフォリオに逆風も
UOBケイヒアンのアナリストは、香港の不動産投資信託(REIT)である領展房地産投資信託基金(リンクREIT)について、中国経済の回復が予想より弱いため、同国のポートフォリオでは賃貸料の変動が軟調になる可能性があると指摘した。 2024年3月期、25年3月期、26年3月期の1投資口当たり分配金(DPU)予想をそれぞれ3.0%、2.45%、0.4%引き下げた。 投資判断は「バイ」に据え置いたが、リス
DJ-【市場の声】中国の越秀REIT、下期も分配金に逆風
シティグループのアナリストは中国の不動産投資信託(REIT)越秀房産信託基金について、オフィス市場の低迷による稼働率低下と金利支払いの増加により、7-12月期(下半期)も1投資口当たり分配金(DPU)が圧迫される可能性が高いと述べている。 2024年以降にしか目に見えるコスト削減は見込めないという。 投資判断は「ニュートラル」に据え置いたが、23~25年の利益予想の修正を織り込み、目標価格は1.7
【市場の声】香港リンクREIT、24年3月期は回復ペース加速か
UOBケイヒアンのアナリスト、リュー・ジーキ氏とデーモン・シェン氏は香港の不動産投資信託(REIT)である領展房地産投資信託基金(リンクREIT)についてメモで、2024年3月期は回復ペースが加速するはずだと述べている。
DJ-【市場の声】香港不動産セクターの投資判断据え置き
UOBケイヒアンは、香港の不動産セクターの投資判断を「マーケットウエート」に据え置いた。 アナリストらはメモで、今年は地域の金利上昇圧力がやや緩和され、住宅用不動産価格が安定的に推移するとみられるが、長期的には供給量の増加と居住者の離脱が需要を圧迫し続けると予想した。 UOBケイヒアンは、中国人顧客の高級品嗜好(しこう)と、香港の物件所有者が高級ショッピングモールを運営する上での優位性から、小売業
DJ-【市場の声】中国の越秀REIT、回復には時間 オフィス部門の低迷などで
大和キャピタルのアナリストは中国の不動産投資信託(REIT)越秀房産信託基金について、ホテルや小売業関連のプロジェクトの一部には回復が見られるものの、オフィス部門の業績不振が続いていることや資金調達費用の増加で相殺されそうだと述べた。 オフィス市場の低迷や利払い増加の見通しから、2023~24年の1口当たり分配金(DPU)の予想を33~34%引き下げた。「越秀房産信託基金の営業パフォーマンスが回復