ステランティス、ニッケル精錬所への投資巡り交渉=報道
自動車大手ステランティスは、インドネシアのニッケル精錬所への投資について、ニッケル大手のヴァーレ・インドネシアと中国のコバルト製品メーカーの華友鈷業と交渉している。匿名の関係筋の話として英紙フィナンシャル・タイムズが報じた。バッテリー原材料の供給確保を目指すという。 FTによると、各社の投資規模は未定で、ステランティス、ヴァーレとともに華友鈷業もプロジェクトの権益を保有することになる。 ステランテ
中国の天斉リチウムが急落、損失拡大予想を嫌気
24日の香港・深セン株式市場で、中国リチウム生産大手の天斉リチウムが急落している。製品販売価格の大幅低下とチリでの税務争訟の影響で損失が拡大するとの見通しを示したことが材料視されている。 香港上場株は序盤の取引で前日比19%安の28.40香港ドルを付け、このまま引ければ1日の下落率としては過去最大となる。深セン上場株は値幅制限の下限(ストップ安)となる10%安をつけている。 同社は23日、1-3月
【市場の声】中国の紫金鉱業集団、コスト圧力和らぐ見通し
UOBケイヒアンのアナリスト、ジブ・アン・ゼー・チャンプ氏とセシリア・スー・ルイ氏は中国の金属採掘会社、紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)について、コスト管理と製品の多様化によって鋼業セクターのトップピックに挙げた。 両氏によると、同社は採掘コストを2023年の水準に維持することを目標としており、潜在的な米ドル安が今年のコスト圧力を和らげる見込みだという。 「米連邦準備制度理事会(FR
中国の天斉リチウム、23年12月期は大幅減益 リチウム製品価格が下落
中国のリチウム生産大手、天斉リチウムが27日遅くに発表した2023年12月期決算は、純利益が72億3000万元と、239億4000万元から急減した。リチウム製品販売価格の下落、減損損失、関連会社からの収入減が響いた。 売上高は404億5000万元(前年は401億7000万元)に小幅に増加した。リチウム精鉱の採掘、生産、販売を主に手掛けるリチウム精鉱部門が増収を支えた。 主に金属や化合物を含むリチウ
中国アルミニウム業、23年12月期は増益 コスト削減が奏功
中国のアルミニウム生産大手、中国アルミニウム業股分(チャルコ)が27日遅くに発表した2023年12月期決算は、純利益が前年比60.2%増の67億2000万元となった。コスト削減などが寄与した。 同社は、世界的な景気低迷がコモディティー(国際商品)価格の不確実性を高めるとの警戒感も示した。 売上高は22.7%減の2250億7000万元だった。アルミナ販売価格の低下が主に影響した。 同社は「コモディテ
黄金産業コンセプトにとって「理解できない悩み」:高値で堅調な金相場に後押しされた年次報告書の業績は大幅に向上したが、かつての株価急騰騰の赤峰黄金株の株価は半値以下に落ち込んでいる。
国際金価格が相変わらず1オンスあたり2,000ドルの水準で推移しています。一方、A株市場では、山東黄金、赤峰黄金、中金黄金が金セクターの年次業績予想増益ランキングのトップ3に入っています。