【市場の声】中国のボーキサイト・アルミナ不足が世界市場を揺るがすか
モルガン・スタンレーのアナリストらは、中国の輸入ボーキサイトとアルミナへの依存度が高まっていると指摘した。世界のアルミナ市場は混乱に対して特に脆弱(ぜいじゃく)であり、価格が高騰する可能性があると考えている。 「市場の認識とは裏腹に、中国でボーキサイトとアルミナ(の供給)は逼迫(ひっぱく)している」と述べた。 中国のボーキサイト生産量は年初来で前年同期比20%減少しており、アルミナの生産量を圧迫し
ステランティス、ニッケル精錬所への投資巡り交渉=報道
自動車大手ステランティスは、インドネシアのニッケル精錬所への投資について、ニッケル大手のヴァーレ・インドネシアと中国のコバルト製品メーカーの華友鈷業と交渉している。匿名の関係筋の話として英紙フィナンシャル・タイムズが報じた。バッテリー原材料の供給確保を目指すという。 FTによると、各社の投資規模は未定で、ステランティス、ヴァーレとともに華友鈷業もプロジェクトの権益を保有することになる。 ステランテ
ニューアジアプロセス:2022年の年次報告書全文(修正後)
【焦点】中国EV電池企業、「抜け道」で米市場に参入模索(2)
業界アナリストのSNEリサーチによると、中国企業はEV用バッテリーの生産に必要な四つの主要部品(カソード、アノード、電解質、セパレーター)の生産で世界最大。
DJ-中国株はまちまち、産金株が上昇
4日の中国株式相場はまちまち。上海総合指数は前日比0.5%高の3312.56で引けた。一方、深セン総合指数は0.45%安、深センの新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」指数は0.8%安でそれぞれ取引を終えた。 セクター別の値上がり率トップは産金株だった。銀行業界の混乱を背景としたリスク回避志向の高まりで、前日の金価格が数カ月ぶりの高値を付けたことが手掛かり。 ジョンジン・ゴールド(中金黄金)
45億ドル!フォードとファーユーコバルトが力を合わせてインドネシアのニッケル鉱山に投資
現地時間の3月30日木曜日、米国の自動車メーカー、フォードモーターは公式ウェブサイトで、インドネシアの鉱区でのニッケル加工プロジェクトに45億米ドルを投資することでVale Indonesiaと浙江華友コバルトと最終合意に達したと発表しました。メディアの分析によると、ジョー・バイデン大統領の「インフレ削減法」(IRA)の下では、これはフォードの大きな賭けです。フォードは、税額控除の一部または全部が廃止されたとしても、電気自動車はより低い価格で販売できると考えています。フォードはプレスリリースで、3社すべてがポマラア鉱区の高圧酸浸漬(HPAL)プロジェクトに株式投資を行うと述べています。これ