アルディウム・リチウムは、2024年1月にオールケムとリベントの合併で誕生したリチウム生産に特化する企業である。リチウムは電気自動車(EV)のバッテリーの主要な材料であり、業績はEV普及拡大による需要増の恩恵を受けることになる。アルゼンチンの塩湖かん水によって低コストの炭酸リチウムの生産が可能になっている。また、オーストラリアの鉱山から硬岩リチウムの上流の精鉱事業としてスポジュメン(シリア輝石)を生産し、米国と中国で下流事業として水酸化リチウムに変換するためのプラントを操業している。
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