システムインテグレータ<3826>は15日、2024年2月期決算を発表した。売上高が前期比7.8%増の48.35億円、営業利益が同19.3%減の3.28億円、経常利益が同19.3%減の3.36億円、当期純利益が同237.2%増の9.44億円となった。
Object Browser事業の売上高は前年同期比6.3%増の7.39億円、セグメント利益は同16.0%増の3.32億円となった。当年度においては、データベース開発・設計支援ツールの「Object Browser」が、AIによるSQL自動生成など開発生産性を高める機能強化により安定的な売り上げを実現した。またプロジェクト管理ツールの「OBPM Neo」も、コロナ禍により停止していた各種マーケティング施策の再開による引き合い増から、MRR(Monthly Recurring Revenue)が前年度と比較して約0.05億円伸長した。
E-Commerce事業の売上高は同22.1%減の7.13億円、セグメント利益は同46.3%減の1.72億円となった。当年度においては、前年度から事業化した「Adobe Commerce」の開発プロジェクトが複数進捗した。しかし、新規受注獲得に向け、アフターコロナを含めた昨今の市場環境の変化や顧客要望の多様化への対応が遅れていた。なお、今後は合弁会社化により、持分法投資損益として営業外損益に計上される。
ERP事業の売上高は同19.6%増の32.95億円、セグメント利益は同30.7%増の6.52億円となった。当年度においては、2023年10月より施行されたインボイス制度への対応として、「GRANDIT」既存ユーザー様向けの開発プロジェクトが進行し、2024年1月から義務化された改正電子帳簿保存法への対応を想定した「電帳法対応ソリューション」の販売も増加した。また、新規大型案件の受注も堅調に推移した。
AI事業の売上高は同44.8%減の0.37億円、セグメント損失は0.42億円(前年同期は0.13億円の損失)となった。当年度においては、既存顧客の増設に関わる受注を見込んでいたものの、成果検証やその検討に時間を要した。また、顧客がより簡単に精度検証を行えるよう2023年10月からRUTILEA社製AI外観システム「Image Pro」の取り扱いも開始し、引合いの数は大きく増えたが減収となり、損益面でも損失となった。
その他の事業の売上高は同1.9%減の0.50億円、セグメント損失は0.57億円(同0.75億円の損失)となった。プログラミングスキル判定サービス「TOPSIC」及びアイデア創出プラットフォーム「IDEA GARDEN」の2つの新規事業を行っている。「TOPSIC」は、オンライン・リアルタイムで受験者のプログラミングスキルを判定できるクラウドサービスとなっている。中途採用における受験者のスクリーニングや社員のプログラミング教育などのニーズに対応している。「IDEA GARDEN」は、2021年11月にアイデアの創出と育成を促すアイデア創出プラットフォームとしてリリースしたが、収益化の目途・市場性・事業拡大の難易度など、様々な指標をもとに検討した結果、2025年2月末日付で事業撤退することを決定した。なお、業績に与える影響は軽微となる。当年度においては、新規顧客獲得とともに継続利用を促すカスタマーサクセス活動に注力した。
2025年2月期通期の業績予想について、売上高が前期比6.8%減の45.08億円、営業利益が同51.3%減の1.60億円、経常利益が同47.0%減の1.78億円、当期純利益が同88.5%減の1.09億円を見込んでいる。これには、将来の成長に向けた投資のためのコストとして、事業所の増床・移転に係る費用や新規の技術・製品に係る研究開発費が合計約1.4億円含まれている。
系统集成商 <3826> 于15日公布了截至2024/2财年的财务业绩。净销售额较上一财年增长7.8%,至48.35亿日元,营业利润下降19.3%,至3.28亿日元,普通利润下降19.3%,至3.36亿日元,净收入增长237.2%,至9.44亿日元。
对象浏览器业务的销售额比去年同期增长了6.3%,达到7.39亿日元,分部利润增长了16.0%,达到3.32亿日元。在本财年,数据库开发/设计支持工具 “Object Browser” 通过增强提高开发生产力的功能(例如通过人工智能自动生成 SQL)实现了稳定的销售。此外,项目管理工具 “OBPM Neo” 的MRR(每月经常性收入)与上一财年相比增加了约50亿日元,这是由于恢复因 COVID-19 疫情而暂停的各种营销措施导致查询量增加。
电子商务业务的销售额下降了22.1%,至7.13亿日元,分部利润下降了46.3%,至1.72亿日元。在本财年中,与上一财年相比商业化的 “Adobe Commerce” 的多个开发项目取得了进展。但是,为了获得新订单,对包括后COVID-19在内的市场环境的近期变化的反应以及客户需求的多样化已被推迟。此外,将来,由于合资企业的成立,它将作为权益法投资损益计为非营业损益。
ERP业务的销售额同期增长了19.6%,达到32.95亿日元,分部利润增长了30.7%,达到6.52亿日元。在本财年,针对现有 “GRANDIT” 用户的开发项目取得了进展,这是对自2023/10年度起生效的发票系统的回应,假定遵守修订后的电子书存储法(自2024/1年起强制执行)的 “兼容电报法的解决方案” 的销售也有所增加。此外,新的大型项目的订单保持稳定。
人工智能业务的销售额同期下降了44.8%,至3700万日元,该细分市场的亏损为4200万日元(去年同期亏损1.3亿日元)。在本财年,预计会有涉及扩大现有客户的订单,但需要时间来验证和检查结果。此外,由RUTILEA制造的人工智能外饰系统 “Image Pro” 的处理始于2023/10,因此客户可以更轻松地进行精度验证,尽管询问数量急剧增加,但销售额却下降了,导致损益亏损。
其他业务的销售额下降了1.9%,至5000万日元,分部亏损为5700万日元(亏损7500万日元)。正在开展两项新业务:编程技能确定服务 “TOPSIC” 和创意创作平台 “IDEA GARDEN”。“TOPSIC” 是一种云服务,可以在线实时确定应试者的编程技能。它可以满足诸如筛选考生进行职业生涯中期招聘和为员工提供编程教育等需求。“IDEA GARDEN” 作为一个创意创作平台于2021年11月发布,旨在鼓励创意的创造和发展,但根据货币化意图、适销性、业务扩张难度等各种指标对其进行了审查,决定从2025年2月底起退出该业务。请注意,对业务业绩的影响微乎其微。在本财年,我们专注于客户成功活动,以鼓励持续使用并吸引新客户。
关于截至2025/2财年的全年收益预测,我们预计销售额将比上一财年下降6.8%,至45.08亿日元,营业利润下降51.3%至1.6亿日元,普通利润下降47.0%至1.78亿日元,净收入将下降1.09亿日元,同期下降88.5%。这包括与业务场所扩建/搬迁相关的总共约1.4亿日元的成本,以及与新技术/产品相关的研发费用,作为未来增长的投资成本。