文|王彦強
3月5日夜、天津銀行(01578.HK)は業績速報を公表し、2023年度の天津銀行の売上高は1645.6億元で、前年比4.4%増;純利益は37.6億元、前年比5.5%増。希薄化後のepsは0.62元。
2023年末時の天津銀行の総資産は840771億元で、前年比10.5%増。その内訳は、顧客ローン及び前貸款が人民元396009億元で、前年比17.4%増;負債総額が775742億元で、前年比10.7%増。顧客預金が人民元450686億元で、前年比13.3増。天津銀行株主に帰属する所有権益は641.89億元で、前年比7.4%増。
資産の質に関しては、2023年末時点で、当行の不良債権率は1.70%で、前年末比で0.14ポイント低下した。貸出引当金総額に対する債務不履行引当金総額の比率は167.86%で、前年末比で8.59ポイント増加した。
天津銀行の前身は都市信用協同社であった。1996年11月、中国人民銀行の許可を得て、65の都市信用協同社を基盤として、最初の5つの都市協同銀行の1つである「天津都市協同銀行」として設立された。2007年2月、中国銀行監督管理委員会の許可を得て、「天津銀行」に改名し、地域をまたぐ運営を許可された。北京、唐山、上海、济南、成都、石家荘に支店を設立し、2016年3月に香港で上場した。
2023年に英国の銀行家誌(The Banker)が発表したグローバル銀行1000のランキングで、天津銀行は191位にランクインし、成都銀行(601838.SH)や長沙銀行(601577.SH)の後ろに続いた。