米国市場の展望：ドル円一時151円台　ダウ平均は483ドル高でスタート

Moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は483.70ドル高の38709.36ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が306.52ポイント高の16147.48で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は58.58ポイント高の5122.78。

米4月の非農業部門雇用者数は17.5万人増、予想が23.8万人増、前期が31.5万人増
米4月の非農業部門雇用者数は17.5万人増、予想が23.8万人増、前期が31万5000人増（速報値30万3000人増）に上方修正された。新型コロナウイルス禍後の過熱感は緩やかに和らぎつつある。

【決算まとめ】アップル、1─3月期は予想を上回る　過去最大の自社株買いを発表、時間外で7%上昇
米 $アップル(AAPL.US)$が現地2日引け後に2024年1 ‐ 3月（第2四半期）決算発表した。1.53ドルのEPSは予想を上回ったが、第2四半期のiPhoneの売上高は前年同期比10％減、全体の売上高は前年同期比4％減となり、いずれも市場予想をわずかに上回っている。また取締役会は、自社株買い枠を1100億ドル拡大する計画を承認しほか、増配も発表した。

円介入の兆候を探る - 米連邦準備銀行の口座データ分析
米連邦準備制度理事会（FRB）の最近のデータは、日本当局は、円を支えるために為替介入した可能性を示唆している。RBの対外リバース・レポ取引の残高は80億ドル減少し、中央銀行の現金勘定は178億ドル減少した。財務省は介入を確認していないにもかかわらず、ブルームバーグの分析によると、日本は円を買い支えるために600億ドル近くを費やした可能性が高い。

FRB悩ますインフレ下げ止まり、ノイズか新トレンドか
米国の基調的なインフレ率が2022年に新型コロナウイルス流行下で5％超のピークに達してから、昨年末に3％を下回る水準にまで着実に低下した理由を説明するのは易しい。供給の改善、需要の鈍化、インフレ期待の定着が挙げられる。