日経平均が史上最高値更新　日銀追加利上げ「10月」「7月」観測　円安進行が左右

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市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比507.95円高の40511.55円、東証株価指数（TOPIX）が30.81ポイント高の2781.78で始まった。7日に付けた取引時間中の史上最高値（4万472円11銭）を塗り替えた。

日銀追加利上げ「10月」「7月」観測　円安進行が左右
日銀のマイナス金利政策の解除を受けて、市場では日銀が年内にも追加利上げするとの観測が広がる。植田和男総裁は19日の金融政策決定会合後の記者会見で「緩和的な環境が続く」と強調したものの、追加利上げは否定しなかった。

日本の通貨当局は円安防衛の「火力」得た、ＹＣＣ廃止－マネックス
マネックス・ヨーロッパは、日銀によるイールドカーブコントロール（長短金利操作、ＹＣＣ）政策の廃止で国債利回りの変動が今後より柔軟になるため、日本の通貨当局は円を防衛する「火力」を得たとみている。

日銀緩和「副作用より効果大きく」アダム・ポーゼン氏
日銀がデフレ脱却のために繰り出したマイナス金利政策や長期金利の誘導策を解除し、長期にわたる金融緩和の正常化に踏み出した。海外の有識者は今回の措置をどう評価しているのか。日銀や日本経済の動向に詳しい米ピーターソン国際経済研究所のアダム・ポーゼン所長に聞いた。

円は150円台後半、ＦＯＭＣやパウエル議長発言で年初来安値から反発
21日の東京外国為替市場の円相場は１ドル＝150円台後半と、海外市場で付けた年初来安値から反発。米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の金利予想やパウエル連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長の発言を受けてドルが売られ、円に買い戻しが入っている。

東京エレクトロン－買い気配　ＦＯＭＣ受けハイテク株買い　マイクロン時間外急騰も材料視
$東京エレクトロン(8035.JP)$が買い気配。フィラデルフィア半導体株指数（SOX指数）の上昇や、半導体メモリー製造大手である米マイクロン・テクノロジーの時間外急騰が材料視されている。

リクルートＨＤ－買い気配　ＦＯＭＣは年3回の利下げ見通し維持　グロース株に買い
$リクルートホールディングス(6098.JP)$が買い気配。米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の結果を受け、グロース株が買われている。

ホンダ、金型を一括購入に 中小の資金繰り支援　金利負担を抑制
$本田技研工業(7267.JP)$は取引先の資金繰りを支援するため、車部品の製造に使う金型の購入代金を原則一括払いに変更する。日銀のマイナス金利政策解除で今後、金利の上昇が見込まれる。