どこよりも分かる【MetaQ2決算まとめ】

Facebookを運営する米 $メタ プラットフォームズ A(META.US)$が26日にQ2（4-6月）決算を発表した。広告需要が盛り返して1年以上ぶりの大幅増収となった。その結果に受けて、メタの株価が時間外で7%上昇した。

●売上高：320.0億ドル（市場予想310.6億ドル）、前年同期比11.0％増
●希薄化後EPS：2.98ドル（市場予想2.84ドル）、前年同期比21.1％増、増益に転じた
●広告収入：315.0億ドル（市場予想304.3億ドル）、前年同期比11.9％増、前期の4.1％から急加速
●Family of Apps収入：317.2億ドル（市場予想305.5億ドル）、前年同期比11.8%
●Reality Labs（VR・AR関連）収入：2.8億ドル（市場予想3.9億ドル）、前年同期比▲38.9%減
●Q3売上高見通し：320-345億ドル

マイクロソフトやグーグルに追いつき、Meta社は引き続きAI領域で注力し、AI技術でデジタル広告の推奨ターゲティングを強化し、広告収入は市場予想を大きく上回った。

Facebookのデーリーアクティブユーザー数（DAU）は20.6億人、四半期ベースの最高値を更新し、マンスリーアクティブユーザー数（MAU）は史上初めて30億人の大台を突破した。

スーザン・リー最高財務責任者（CFO）は、「Reality Labsについては、VR・ARの製品開発への取り組みと、エコシステムをさらに拡大するための投資により、営業損失は前年比で大幅に拡大すると予想している」と語った。また、「より高コストの技術職へと従業員構成を進化させるため、人件費の増加が見込まれる」とも指摘した。

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