日経平均は反発スタート、108.64円高の25825.50円で始まる

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市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比108.64円高の25825.50円、東証株価指数（TOPIX）が0.30ポイント高の1868.45で始まった。

個別銘柄
三井住友－3日ぶり反落　米証券大手ジェフリーズの「持ち分法」検討＝日経
$三井住友フィナンシャルグループ(8316.JP)$：三井住友フィナンシャルグループが3日ぶり反落。5日付けの日本経済新聞朝刊は、同社が2021年に資本業務提携を結んだ米証券大手ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループへの追加出資を検討していると報じた。記事によれば、同社の太田純社長が取材で明らかにしたという。欧州など米国以外での協業も深め、将来は持ち分法適用会社（出資比率原則20～50％）にすることも視野に入れるとしている。

楽天Ｇ－小高い　リフト株の評価損2004億円計上へ　前期単体に
$楽天グループ(4755.JP)$：楽天グループが小高い。同社は4日、保有している米ライドシェア大手のリフト株について減損処理を実施し、有価証券評価損を2004億円計上する見込みと発表した。22.12期において、同社の単体決算で特別損失として計上される。リフト株については先渡売買契約のカラー契約により評価損益をヘッジしているため、連結損益への重要な影響はないとしている。

ソフトバンクＧは買い先行、個人の物色意欲強く信用買い残は増加傾向に
$ソフトバンクグループ(9984.JP)$：ソフトバンクグループに買いが先行している。前日は日経平均株価が380円近い下落をみせるなか、指数寄与度の高い同社株は頑強な値動きで0.07％安とわずかな下げにとどまっていた。自社株買いに対する期待感が根強く、値ごろ感に着目した個人投資家資金の流入が継続している。前日は米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が上昇し、米ハイテク株への積極投資で知られる同社株にはポジティブ材料となった形だ。

三菱重は売り買い交錯、日米首脳会談控え防衛関連の最右翼として再脚光も
$三菱重工業(7011.JP)$：三菱重工業は前日終値近辺で売り買い交錯。大発会となった前日は3.7％安で5100円台を横に走る75日移動平均線を大きく下抜ける形となったが、きょうは日経平均株価が切り返すなか、下げ止まる展開となっている。岸田首相は来週13日にバイデン米大統領との日米首脳会談を行う予定だが、この時に予算を大幅増額して防衛力強化を打ち出した国家安全保障戦略について説明する見通し。

東芝－4日ぶり反発　キオクシアとウエスタンデジタルが合併交渉再開と伝わる
$東芝(6502.JP)$：東芝が4日ぶり反発。ブルームバーグ通信は5日、米ウエスタンデジタルが、同社が一部株式を保有するキオクシアホールディングスとの合併協議を再開したと報じた。記事によれば、事情に詳しい関係者1人が明らかにしたもよう。どのような形の合併となるかは不明だが、両社は上場企業1社への統合の可能性について話し合っているという。交渉が初期段階にあり、合意に至らずに終わる可能性もあるとしている。